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農家がはじめるマーケティング基本のキ<その6>農業マーケティングで考えたい顧客像

農家がはじめるマーケティング基本のキ<その6>農業マーケティングで考えたい顧客像

2017年11月06日

農業のマーケティングを行う上で、どんなことを大事なことだと考えてマーケティング活動を行っていますか?「いや、全部大事だよ」という声が聞こえてきそうですが、マーケティング活動は、考えること、実行することの範囲が広くて、どれも大事なことばかりですよね。しかし、考えるべき一番大事なことは、やはり顧客ではないでしょうか。今回はこの顧客について考えていきたいと思います。

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農業マーケティングを考える上で重要な3つのMについて

教科書のような表現になってしまいますが、やはりマーケティングを考える上で最重要なことは、顧客であると言えます。これは間違いありません。顧客が見えなければ、マーケティング戦略を考えようがないからです。

マーケティング戦略の3つのMというものがあります。3つのMとは、Media、Message、Marketのことです。どのMarket(市場、顧客)に対して、どんなMessage(伝えたいこと)を、どのMedia(媒体、手段)で届けるのかということです。このように考えると見えてくることは、Market(市場、顧客)が最も重要だということです。なぜなら顧客によって届けるべきMessageも、届ける手段であるMediaも変わってくるからです。

例えば品質が高く、高価なリンゴを売ろうとした時に、息子や孫においしいものを食べさせたい50代以降の方がターゲットになるのか、お中元・お歳暮などを取引先に送る企業の経営者、バックオフィスの方がターゲットになるのかによって、マーケティングは変わってくるからです。

1ターゲット1メッセージという言葉がありますが、基本的に誰にでも対応できるマーケティングというのはほとんどの場合存在しません。顧客一人一人に合わせてマーケティングを考えていく必要があります。

農業マーケティングを行う上で考えるべき顧客像

さて、マーケティングはまず顧客から考えなければならないということは分かってきたと思いますが、顧客について何を考えなければいけないのか。ここを分かっていない人がとても多いです。

顧客を考える時に、よく出てくる言葉で「ペルソナ」という言葉があります。「ペルソナ」とは仮面という意味がありますが、マーケティングでは「顧客像」という意味で使われます。例えば、「都内勤務で事務職の30代女性。勤務時間は9時から17時で、アフター5では、ジムに通い汗を流している」といった感じです。このペルソナ(顧客像)を元にマーケティングを考えましょうと、こういうのが教科書的なマーケティングの話なのですが、ここで注意すべきポイントがあります。あなたはお分かりになりますでしょうか?

それは、顧客の感情を理解できるペルソナにしないと意味がないということなのです。

【関連記事はこちら!】農業がはじめるマーケティング基本のキ

農業マーケティングを行う上で注意すべき顧客像の作り方

例えば、先ほどの都内勤務の30代女性という一般的なペルソナが出来上がったとして、ではその顧客像に対して、ちょっと値段の高い無農薬野菜を買ってもらいたい時、その顧客像となる方がなぜ、その野菜を買うのか、理解できるレベルの顧客像になっていないと意味がないということです。

ちょっと難しいでしょうか。これはよくある話なのですが、せっかく「ペルソナ」を作ったのに、マーケティングをする時は結局、想像の世界になってしまうマーケティングを行っている方は少なくありません。「この人は、多分こんな人だ。だから多分、こんな風に動くはずだ」と。この「多分」がマーケティングに失敗してしまう大きな原因の一つです。

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