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リンゴやニンニクだけじゃない!青森県の伝統野菜と農産物【47都道府県の地域食材】

リンゴやニンニクだけじゃない!青森県の伝統野菜と農産物【47都道府県の地域食材】

2018年01月27日

日本の約5割のリンゴ生産量を誇る青森県。本州最北端に位置し、夏でも涼しい気候を生かした青森ならではのおいしい農産物が豊富に存在します。今回は、観光した際のお土産としてもおすすめしたい、青森県の優れた地域食材を紹介します。

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青森県の伝統野菜と農産物

青森県に今も残る伝統野菜の数々は、その起源を藩政時代までにさかのぼるとされているものが多く、長い年月をかけて地域の自然風土や食文化に深く馴染んできた食材・品種であり、国内において「青森県産」の食材・品種は根強い人気があります。

消費者は、農林水産物の「食物」としての価値だけを見ているわけではありません。「ストーリー性」や「世界観」といった、これまでと異なる「生産品にまつわる付加価値」を消費者にアピールできる貴重な地域資源として再確認されています。新たな発想による商品開発や販売戦略などの展開が青森県内で期待されています。

伝統野菜① 清水森ナンバ(トウガラシ)

弘前市清水森地区の特産品として伝統的に栽培されていたトウガラシの在来種。大ぶりでいかり肩の形が特徴で、京都の伏見品種群に属し、甘み(糖分)、ビタミンに富み、香りと風味を備えた特性があります。
一味唐辛子などの加工品のほか、地域の人は青トウガラシと葉を一升漬け、南蛮味噌、醤油漬け、きのこ塩辛に利用しています。赤トウガラシは漬物や鍋物の隠し味などに利用してきました。

古くから地域の特産品として親しまれていましたが、昭和40年代から作付けする生産者が減少して、平成15年にはわずか1人という状況でした。そこで、平成16年に地元の弘前大学が中心となって「在来津軽『清水森ナンバ』ブランド確立研究会」を設立。弘前大学が品種の維持管理を行って農協などが苗作りを担当しました。そして青森県が栽培を指導し、食品加工業者などが商品開発と販路拡大を役割担当して産地復活に取り組みました。そして、現在では生産者数が75戸にまで拡大しています。

伝統野菜② 糠塚きゅうり

「糠塚きゅうり」は、八戸市の糠塚地区で主に生産されていることからその名が付きました。6月下旬から8月のお盆にかけて、八戸市内の直売所や朝市の店頭に並びます。シベリア系短太型きゅうりの多くは、煮たり炒めたりなど加熱調理するのが一般的です。ですが、糠塚きゅうりは味噌をのせて生で食べるのが一番おいしいと言われています。その他にも、味噌漬けや粕漬けとしても親しまれています。

栽培農家の高齢化や経済品種への移行により、産地が縮小傾向にありました。平成26年2月に「八戸伝統野菜『糠塚きゅうり』生産伝承会」が設立され、栽培技術や種子の継承、生産復興などに取り組んでいます。

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