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「米屋の“とらや”になりたい」隅田屋商店【前編】

「米屋の“とらや”になりたい」隅田屋商店【前編】

2018年02月08日

「米屋のとらやになろうと思っています」。東京・浅草のお米屋「隅田屋商店」代表の片山真一(かたやま・しんいち)さんが言う「とらや」とは、あの著名な老舗和菓子店「とらや」のこと。お米屋が和菓子屋を目指すとはどういうことなのでしょうか? 片山さんに聞いてみました。

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ほんのりと黄みがかったお米

ほんのりと黄みがかった隅田屋商店のお米。その理由は?

「とらやの羊羹の原料は北海道大納言小豆です。北海道大納言小豆を使った羊羹を売っている和菓子屋は他にもたくさんあります。でも、とらやの技術によって、北海道大納言はブランド羊羹に生まれ変わるわけです。原料にこだわるのはとても大事なことですが、原料だけならばどこで買っても同じですよね」

そう切り出した片山さん。お米に置き換えると、つまりどういうことなのでしょうか。

その答えは、隅田屋商店が販売しているお米の見た目にありました。一般的なお米と比べると、ほんのりと黄みがかっています。

お米屋は玄米を店内で精米して販売しています。精米とは、玄米を搗いて皮やぬかを取り除いて白米にすること。店名に「精米店」と付いているお米屋もありますよね。とらやが小豆を加工して羊羹を作っているように、お米屋では玄米を加工して白米にします。隅田屋商店のお米が黄色いのは、薄皮(ぬか層)を残して精米しているから。加工、つまり精米にこだわることで、隅田屋商店ならではのお米を販売しているのです。

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