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日本農業の未来は明るい!IoTが切り拓く新たな可能性〜NEXT AGRI PROJECTに向けて〜

日本農業の未来は明るい!IoTが切り拓く新たな可能性〜NEXT AGRI PROJECTに向けて〜

長らく低迷していた日本の農業が転機を迎えています。就農者の高齢化と企業の参入増加によるプレーヤーの入れ替わり、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」など新技術の登場―。変化の波を上手くとらえれば、「成長産業」への可能性が見えてきます。
こうした中、マイナビ農業が、生産者や支援者、消費者が集う「NEXT AGRI PROJECT」をスタートさせます。新たな農業を実現させるために、私たちはどう考え、行動すべきなのでしょうか。このフォーラムの監修を務める日本総研の三輪泰史さんに方策をうかがいました。

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成長には消費者の声が不可欠

新技術を通じて、日本のやり方で作物を育てる「日本式農業」を海外で展開できる可能性も広がると三輪さんは指摘します。

今、アジアの一部では、日本の農業技術を用いて現地で育てた「メイド・ウィズ・ジャパン」の農産物が人気です。農業IoTの普及により、このような農業モデルが拡がると予想されています。例えば、海外に構えた農地に自動運転農機やドローンを配して、作業は日本から遠隔操作する、といったことが近い将来実現可能になります。さらに、日本のベテラン農家の技術をロボットに教えこませれば、それを『のれん分けビジネス』として海外で展開することも夢ではありません。

転換期にある日本の農業。成長には消費者の声も不可欠です。IoTやICTを使いこなせば、消費者一人ひとりの細かいニーズに、生産者側が応えられるようになります。たとえば、こんな味の〇〇が食べたい、糖度15度の〇〇をお菓子に使いたい、という声は貴重です。三輪さんは、「スマートフォンが消費者の声に揉まれて急成長したように、農産物に対しても消費者サイドの意識を高め、積極的に声を上げてほしい」と呼び掛けています。

生産者と消費者、支援者の三者を繋げることで、日本の農業の未来はより明るくなるはずです。

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2018年3月9日(金)開催! NEXT AGRI MEETING

農業活性化をテーマに
「生産者」「農業支援を行う企業」「消費者」たちが集う!

農業支援を行う企業・団体による講演、商談可能なブース設置、交流会を通じ、異なる立場の方と接点を持つことができます。お悩みや課題の解決、情報収集に是非お役立てください。参加のお申し込みはこちらから。

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