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『マイナビ農業×YEBISU Marche』開催告知vol.3(2018.9.23・9.30)

『マイナビ農業×YEBISU Marche』開催告知vol.3(2018.9.23・9.30)

東京・恵比寿で毎週日曜日に開催される都市型マルシェ『YEBISU Marche(エビスマルシェ)』で、各地のイチオシ農産物を紹介&販売する「マイナビ農業selection(セレクション)」。第11回目の開催となる9月23日、30日には、東京の農林水産物を取り扱う『TOKYO GROWN』が出店します。世界有数の商業都市・東京が誇る、魅力あふれる「東京産」の品々を皆さんにお届けします。

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ぎゅっと小さい面積で、ぎゅっとおいしい食べ物を。

写真は「ねり丸キャベツ」の栽培風景。練馬と言えば「練馬大根」ですが、
現在練馬で最も生産されているのはキャベツなのです。

日本で3番目に狭いまち・東京都は、商都として世界でも有数の規模を誇り、ビルが林立する街並みからは一次産業のイメージはないかもしれません。しかし東京都の小松菜出荷量は全国4位、マグロやカツオ類の生産額は共に全国6位と、農業や漁業も立派な東京の産業なのです。

東京湾で行っているアナゴ漁の様子。アナゴは江戸前料理に欠かせません。

そのほかにも南多摩地区では古くから養豚が盛んで、上質な赤身と脂肪が程良く混ざった肉質が特徴の「TOKYO X」というブランド豚は、東京でしか買えない豚肉にもかかわらず全国的な知名度を獲得しています。さらに、温暖な気候の島しょ地域では果物の栽培も盛んです。

「TOKYO X」は3種の豚を掛け合わせ、7年かけて東京都畜産試験場で開発されました。
名前には交雑を意味するX(クロス)と、未知の可能性X(エックス)を秘めた東京生まれの豚という意味が込められています。

このように山や海に面した東京は、狭いながらも多種多様な「東京産」を生んでいます。そんな東京の農林水産物の魅力とその生産に携わる方々、そして自然を紹介するのが今回YEBISU Marcheに出店する『TOKYO GROWN』です。
(※『TOKYO GROWN』は公益財団法人東京都農林水産振興財団が運営する東京都の農林水産公式サイトです。)

東京の伝統野菜、“江戸野菜” 。

『TOKYO GROWN』が力を入れてPRする「東京産」のひとつが江戸野菜です。江戸時代、諸国の大名が参勤交代で江戸に寄る際、地方の野菜の種を持ち込んで育てた結果、生まれたのが江戸野菜です。これらの野菜は交配を繰り返して江戸の気候風土にあった品種に改良され、味も形も独特です。

現在流通している小松菜に比べ、「伝統小松菜」は葉が広がっています。

江戸野菜のひとつである「伝統小松菜」は、「ごせき晩生小松菜」とも呼ばれ、茎も葉も柔らかいことが特徴です。そのため傷みやすいという側面もあり、収穫後に品質を保つことが難しく、市場にはなかなか出回りません。現在市場に流通している一般的な小松菜はチンゲンサイなどとの交配種であり、茎を丈夫にして流通上の弱点を克服しています。

色の鮮やかな「早稲田ミョウガ」は、江戸時代に料理の合わせものとして珍重されていました。

「早稲田ミョウガ」は江戸時代から大正時代にかけて早稲田周辺で広く栽培され、大きく赤味を帯びた美しさと香りの良さが特徴です。文京区にある茗荷谷という地名は、この辺りにもミョウガ畑が広がっていたことに由来するとされます。一般的に食用とされるつぼみ部分は秋が旬ですが、茎の部分を遮光して軟化伸長させたミョウガタケは、春から初夏の味覚として親しまれています。

『TOKYO GROWN』ではこれらの野菜をおいしく食べるレシピも紹介しています。野菜本来の味がする江戸野菜は、普段の食卓を変えるはずです。

今回の出店物

今回は江戸野菜である「伝統小松菜」をはじめ、小笠原村産の島レモン、新島村産の島とうがらしなど、「東京産」の野菜が登場。ここでしか手に入らない、珍しいものがたくさんあります。

小笠原村産の島レモン。一般的なレモンより実が大きく成長します。

・ミックスミニトマト…3種類のカラフルなトマトです。
・水菜…「東京産」水菜の中でも一、二を争う品質の高さが売りです。
・シャインマスカット…甘みたっぷりの今が旬のブドウです。
・島レモン…酸味がまろやかで青いうちから食べられるのが特徴です。
・ルッコラ…東京が全国1位の生産量を誇ります。
・ドラゴンフルーツ…南国の果物が東京でも生産されているのです。
・生落花生…くせになるおいしさが自慢です。
・島とうがらし…実は小さめで、香りが良く辛味が強いのが特徴です。
・葉ショウガ…風味が良く、生のままかじることもできる柔らかさ。辛味も少ないです。
・練馬野菜カレー…7種類もの練馬産野菜が入った贅沢なカレーです。

「TOKYO LOVERS」で、身近にある「東京産」を再発見。

日常にある「東京産」や旬の情報をSNSで発信。
第1回では「東京味わいフェスタ2018」に出店するお店をいち早く紹介しています。

『TOKYO GROWN』には、たくさんの魅力にあふれる「東京産」を、もっといろんな方に伝えたいと活動する人たちがいます。その人たちの名前は「TOKYO LOVERS」。東京の農林水産物を使ったレストランや、体験で楽しめるスポットなど、まだまだ知られていない「東京産」に関する情報をSNSで発信しています。「TOKYO LOVERS」の皆さんは、モデルや料理研究家、スタイリスト、一般企業のOLとそれぞれ異なる仕事をしています。しかし “東京の農林水産物を愛する” という気持ちは同じ。リポートのプロではない彼女たちの等身大の目線で、日常の生活に溶け込んでいる「東京産」を取り上げていきます。

街に出かける前に、『TOKYO GROWN』をぜひ見てください。地元の人にとっても、そうでない人にとっても、まだ見知らぬ東京が広がっているはずです。

●TOKYO GROWN●
HP:http://tokyogrown.jp/

FB:https://www.facebook.com/TOKYOGROWN

(※記事内で使用した写真はすべて『TOKYO GROWN』より転載しております。)

「マイナビ農業selection」に関する今後のスケジュール

『YEBISU Marche(エビスマルシェ)』の「マイナビ農業selection」出展予定日は以下の通りです。
2018年9月23日、30日、10月21日、28日、11月18日、25日、12月16日、23日
2019年1月20日、27日、2月19日、24日、3月17日、24日
いずれも日曜日。時間は11:00~17:00
※会場の都合により、開催日程は変更になる可能性があります。
マイナビ農業は「マイナビ農業selection」に参加を希望される生産者、生産法人を募集しています。詳しくは下記電話にお問い合わせください。
株式会社マイナビ 農業活性事業部 農業領域営業担当
TEL:03-6628-5060
YEBISU Marcheについてはこちらから

過去の開催の様子はこちらから!

【売る、学ぶ、コラボする-東京・恵比寿のコンセプト型マルシェの魅力】
【人気の都市型マルシェ「YEBISU Marche」に「マイナビ農業selection」が登場!】
『YEBISU Marche』開催レポートvol.1(2018.5.20・5.27)
『YEBISU Marche』開催レポートvol.2(2018.6.17・6.24)
『YEBISU Marche』開催レポートvol.3(2018.7.22・7.29)
『YEBISU Marche』開催レポートvol.4(2018.8.19・8.26)

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