【福島県浪江町】「花のまち なみえ」を目指して、花卉研究会も発足。高品質な花卉栽培での盛り上がりを目指す!

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【福島県浪江町】「花のまち なみえ」を目指して、花卉研究会も発足。高品質な花卉栽培での盛り上がりを目指す!

【福島県浪江町】「花のまち なみえ」を目指して、花卉研究会も発足。高品質な花卉栽培での盛り上がりを目指す!

最終更新日:2019年02月08日

いまだ町の大部分を帰還困難地域が占める浪江町。新たな営農モデルの構築を掲げる町では、風評被害が少なく、儲かる農業経営が目指せる花卉栽培に力を入れて推進しています。「花のまち 浪江町」として、一大産地化を目指して盛り上がりを見せる町の農業事情について、新規就農者や営農再開者、町の担当者に話を伺いました。

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復興に向けて、進む営農再開。最先端テクノロジー産業にも意欲的にチャレンジ。

ご当地B1グルメ「なみえ焼きそば」でも知られる浪江町は、福島県浜通り北部に位置し、町内東部の請戸漁港は、福島県の最東端にあたります。2011年の東日本大震災に伴って発生した福島第一原子力発電所事故の影響により、町内全域に避難指示が出され、全町民が町外への避難を強いられることになりました。2017年3月31日に一部の避難指示は解除されましたが、現在も町内の大半を帰還困難区域が占めており、いまだ多くの町民が町外で避難生活を続けている状況です。

本格的な復興はまだまだこれからですが、常磐線も再開通し、仮設商店街がオープンするなど、町は着々と息を吹き返し始めています。また、インフラの復旧や住環境の整備が進むとともに、ドローンやロボット、再生可能エネルギー等の最先端テクノロジーにも積極的にチャレンジ。関連事業者の進出も進んでいます。

ドローンで撮影した町の眺望

農業面では、2014年から農地の保全管理、水稲の実証試験栽培が開始されたことを皮切りに営農再開が進んでおり、2018年には15haの農地で水稲・野菜・果樹・花きが栽培されました。

花の産地化を目指して、花卉研究会が発足。新規就農者も続々と新規参入。

町が新たな営農モデルとして、力を入れているのが花き栽培です。震災後に花き栽培を始めて、フラワーオークション ジャパン オブ・ザ・イヤーの優秀賞を受賞するまでになったNPO法人Jinの川村博さんという第一人者が中心となり、浪江町花卉研究会が2017年に発足。非農家だった方も加わって、高品質の花き栽培研究に取り組み、生産者が増えています。

室原川高瀬川漁業協同組合に勤めている菅野富美恵さんが花き栽培を意識したのは2017年の春。最初は農業短大に通いだしたそうですが、ある日役場で川村さんの育てたトルコギキョウを見たのをきっかけに、花卉研究会が立ち上がるという話を聞き、即座に飛び込むことを決めたとのことでした。

トルコギキョウを育てる菅野富美恵さん

「花卉研究会では、まったくの初心者だった私にも惜しげもなく、肝となるハウツーまで教えていただけました。門戸を広く開いて、本気で花の産地化を目指す心意気を感じます。浪江町は今はオールキャスト。何もないところからのスタートなので、やりたいことにチャレンジできます。」と菅野さんは話してくれました。

将来を見据え、生産組合を立ち上げ、地区が一体となって営農を再開。

浪江町内の各地区では、地域農業の再生を図るため、復興組合を設立し、農地の保全管理を主体とした取組を進めています。その中でも、着実に歩みを進めているフロントランナーが藤橋地区です。

藤橋地区では、農家の高齢化や後継者不足もあり、2017年の意向調査では営農再開の意欲がある方は少数という結果が出ました。そこで、今後地区の農地を守っていくためには、農地を集約化した上で、地区として集団での耕作が必要だということで、営農再開意欲を持つメンバーたちで藤橋地区生産組合を結成。避難指示解除後もすぐには組合員たちが帰還できない状況の中で、2018年には約2haでの水稲栽培が行われました。

田植えに集まった藤橋地区の皆さん

副組合長の西内さんは、避難先の茨城から片道3時間かけて地区を訪れ、農地の保全に取り組んでいましたが、組合が立ち上がったのを機に町へと帰還。「組合ができたことで、皆でスケジュールを合わせて農作業ができるようになりました。メンバー以外も田植えや稲刈りの時期には戻って作業に参加してくれるのが嬉しい。地区の農地を守り伝えていくためにも、将来的に農業生産法人化を検討しています。」と話してくれました。

ふるさとへの強い想いを持った人たちと、無限の可能性に挑戦できる。

まだまだ復興の入り口に立ったばかりの浪江町ですが、新たなまちづくりを共に進める仲間を増やすべく、保育料や子ども医療費の助成、町内に住宅を建築または購入した世帯に対し補助金を支援するなど、移住・定住について町を挙げて支援する体制を整えています。

「人がいない、お店もまったくないという頃から比べると、コンビニや飲食店が再開するなど、だいぶ便利になり、ふるさとに帰りたいという想いを実現した町民と、町をなんとかしたいと動き出した人たちで活気づいてきました。いったん、すべてがなくなった町ですが、前よりも良い町にしたいと前進しています。ハンデは多いですが、できることも多いはず。農業で一緒に町の未来を背負ってくれる方を、大募集中です。」と、担当の半杭さんは熱い想いを語ってくれました。

浪江町役場の建物

震災を経験し、全国の方々に支えてもらったからこそ、人を大事にする風潮がますます強くなったという浪江町。すべてがなくなったからこそ、まっさらなところから無限の可能性に挑戦できるフィールドが広がっています。

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【問い合わせ先】浪江町役場 農林水産課 農政係
(農業委員会事務局)
主査 半杭 めぐみ
〒979-1592
福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7-2
TEL 0240-23-5706
Mail: namie-0574@town.namie.lg.jp
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