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自然に恵まれた温泉の街で、美味しいホウレンソウを育てよう! ~佐賀県佐賀市富士町で就農研修生を募集~

自然に恵まれた温泉の街で、美味しいホウレンソウを育てよう!  ~佐賀県佐賀市富士町で就農研修生を募集~

『トラッドセブン』『ジャスティス』『ミラージュ』『トリトン』など。このユニークな名前の数々、何のことだと思いますか? 実はすべて、佐賀市富士町で栽培されているホウレンソウの品種なんです。佐賀県のホウレンソウ生産量は全国41位ですから決して多くありませんが、富士町産はエグミがなく甘いのが特長で、「この味はココでしか作れない」と高い評価を得ています。料理人も一目置くホウレンソウ。その栽培方法を、農家の経験・知識がなくてもイチから習得できる就農研修生を募集中です! この機会にぜひ応募してみてください。

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佐賀市富士町のホウレンソウはなぜ美味い?

九州・佐賀県佐賀市の最北部に位置する富士町は、佐賀県唐津市、福岡県福岡市、糸島市と接した静かな山里です。町土の82%を豊かな森林が占め、“緑と清流と温泉の町”として知られます。町の南端は天山山系、北端は脊振山系が連なり、起伏に富んだ大地は豊かな水を育む水源涵養地。おいしい井戸水を生活上水として使えるらしく、夏でも冷たい水が飲めるうえ水道代は下水分(月額1000円程度)と言うから羨ましい環境です。清らかな水はホウレンソウ作りにも大いに生かされていて、JAさが・森田大地さんは「水がいいから、みずみずしいホウレンソウができるんですよ」と微笑みます。
また、冬野菜であるホウレンソウは夏の暑さに弱いという一面を持ちますが、標高400〜600mの高冷地という絶好の環境にある富士町。夏のホウレンソウ作りにも積極的に取り組み、1年を通して安定した収入を得ています。

それにしても、「富士町のホウレンソウはエグミが少なく甘い」と言われるのはなぜでしょう? 森田さんへ問いかけると、「第一に土作り、そして試行錯誤を経て生み出した栽培技術と収穫から出荷までの流れが鍵」という答えが返ってきました。何でも富士町では動物性の堆肥を減らした土作りを行っていて、稲わらや山から刈り出したカヤなどの自然植物を土にすき込んでいるそうで、その結果、アク(エグミ)が減り、甘みが増したホウレンソウが採れるようになったそうです。
さらに、おいしいホウレンソウをおいしいまま食卓へ届ける工夫にも余念がありません。「まずは朝日が昇る前に収穫し、一つひとつ丁寧に袋詰めした後に、真空予冷機で4℃に急速冷却することで鮮度を保持しています」と教えてくれました。驚くことに真空予冷機を使った保管方法は、この地でホウレンソウ栽培がスタートした昭和50年代から取り入れているとか。「今後も成功している産地を積極的に視察していい点を取り入れ、鮮度・おいしさを追求していきたいですね」と意気込みます。

佐賀市トレーニングファームで
ホウレンソウ作りをイチから学ぶ

現在、JAさが富士町ホウレンソウ部会には26戸が加盟していますが、生産者の高齢化が進みつつあります。そんな状況の打開策として期待が寄せられているのが、新規就農希望者を対象とした農業研修制度です。佐賀市では市町・JA・生産部会・県が一体となり、就農前の技術習得から就農まで切れ目なくサポートする体制を整備。2017年度からはトレーニングファームを開設し、富士町でも現在4組・5名が研修を受けています。
研修期間は2年。地元農家が専任講師を務め、1年目は16aのハウスを使った共同研修、2年目は1組23aのハウスを使った個別研修(模擬経営)を実施します。さらに座学も充実し、病害虫防除や肥料・農薬の基礎知識をはじめ、設備投資や収支シミュレーション、農業簿記・税務申告など、経営に必要な知識まで段階的に習得していきます。

参考記事:佐賀市トレーニングファーム推進協議会

農業研修生を募集!
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佐賀市富士町は佐賀県唐津市、福岡県福岡市と隣接する自然豊かな地です。 一年中、安定収入を得ながら、プロも一目置くホウレンソウ作りに挑戦しませんか? 農家の経験・知識がなくても安心して始められる充実な制度を整えています。

※内容【必須】欄に「マイナビ農業を見た」と一言お書き添えください。

佐賀市農林水産部農業振興課・吉次司さんによると、トレーニングファームが開設される以前は、新規就農希望者が農業技術を学びたいと考えた時、
①農業大学校などの研修機関に進学する
②先輩農家で実務研修を積む
という主に2つの選択肢しかなかったそうです。しかも学べるのは技術的なことが中心で、農地や住宅探し、経営管理などは十分なサポートを得ることができませんでした。そんな状況が、トレーニングファームの開設を機に一変。「金銭的にもさまざまな助成制度があり、研修に必要な費用の自己負担は無し。さらに研修期間中の宿泊施設を協議会が用意する居住支援もあります。また、独立自営就農に必要な施設や農機具の購入に活用できる助成制度もありますから、新しい土地で農業を始める方へのハードルは低くなったと思います」と分析します。

佐賀市農林水産部農業振興課・吉次司さん。関連機関が一体となり、研修から就農に至るまで、さまざまな取り組みを行っています。

先輩農家もトレーニングファームに期待

富士町で代々農家を営む嘉村和徳さん(34)もトレーニングファームに期待を寄せる一人。「富士町のホウレンソウ農家の中では僕が最年少で、次は10歳以上年上。その上は父の代になるので高齢化は深刻です。若い力を入れることがブランド力を維持することに繋がりますし、できる手助けはしていきたいですね」と意気込みます。
実際、富士町ホウレンソウ部会では出荷期間中は毎月研修会を開催。成功例を共有したり、他産地の視察を行い、すべての農家が一定のレベルをクリアできるように努めているそうです。2年間の研修期間が終了した後も、生産者同士助け合い向上していける環境が整っているので安心です。

「富士町のホウレンソウは、夏は柔らかさ、冬は甘さが増します」と語る、最年少生産者の嘉村和徳さん(34)

先輩研修生インタビュー
目標に合わせた農業スタイルを確立できます

2017年からスタートした佐賀市トレーニングファームでは、現在5名が研修を受けていますが、みなさん応募理由も目指す就農スタイルもさまざまです。例えば第1期生で2019年12月に研修を修了し、2020年1月から就農した西岡央真さん(24)は、熊本県の農業大学校を卒業後、福岡県の農業法人に勤めた経験の持ち主。「年間を通じて計画的に収穫することで、しっかり稼ぎながら休みもとって、3K(きつい・かっこ悪い・稼げない)という農業のイメージを覆したいですね」と意気込みます。

左/「天気を見極め水を調整することが課題」と意気込む西岡央真さん(24)
右/「美味しいホウレンソウは土作りが鍵」と分析する大平竜也さん(32)

また、第2期生の大平竜也さん(32)は、関東で大型重機の営業をしていた人物。「娘に地元を離れて欲しくない」という婚約者のご両親の願いを叶えるために移住を決意し、いろいろ調べるうちに農業研修制度を知ったそうです。「ホウレンソウを作るだけでなく、地域の皆さんと協力して食べ方をご提案する食育にも力を入れていきたい。そして、農業を通して富士町の活性化に一役買いたいですね」と前を向きます。

そんなおふたりにトレーニングファームの魅力を伺うと、こんな答えが返ってきました。
「研修1年目に病気が出て、ハウス2棟分すべてダメにしてしまったんです。収穫目前のホウレンソウを捨てるときはかなり辛かったですが、年間5〜6回種をまきますから、その内の1回が害虫や病気にやられてもダメージを最小限に抑えられるのがここの特長。次へと気持ちを切り替えることができましたし、初めて就農する人の入り口としてはぴったりな作物だって実感しました」(西岡)。

「農業の経験も知識もゼロでしたが、1作目からきっちり収穫できましたので俄然やる気が出てきました。自分がやったことが収穫という結果で現れるのでやりがいは十分です。不思議なことに、朝が早いのも、土日に作業があるのも嫌じゃないんです(笑)。富士町の豊かな自然に癒されているおかげか、ストレスゼロで楽しめています!」(大平)。

富士町には昔から湯治場として愛されてきた『古湯温泉』と『熊の川温泉』があり、約38度のぬる湯です。
仕事終わりには毎日温泉に入り、汗と疲れを流しているというおふたり。富士町に根を張り、豊かな人生を送っていくことでしょう。
そんな自然と温泉に囲まれた富士町で、農業に携わりながらゆったりとした暮らしをはじめてみませんか?
(※情報は2020年6月時点のものです)

富士町トレーニングファームに関わるみなさん。地元農家が専任講師を務め、わからないことや悩み相談に応じてくれます。

【特設ページ】温泉のまち 佐賀市富士町

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佐賀市トレーニングファーム推進協議会
【事務局】
佐賀県佐賀市栄町1-1 佐賀市農林水産部農業振興課内(佐賀市役所本庁4F)
TEL:0952-40-7118
公式ホームページはこちら
パンフレットはこちらからご覧いただけます
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【JA事務局】
佐賀県佐賀市富士町大字古湯796-2
JAさが中部地区営農経済センター 富士町事業所営農課
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