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コルテバ、ダウ・デュポンから経営分離 農業事業に特化

コルテバ、ダウ・デュポンから経営分離 農業事業に特化

コルテバ社(アメリカ・デラウェア州ウィルミントン)は6月、ダウ・デュポン社の農業部門から分離独立し、農業に特化したグローバルリーディングカンパニーとして事業を開始しました。新たな社名をコルテバ・アグリサイエンスとし、140か国以上で事業を展開します。

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生産性向上と健康、福祉を追及

コルテバはダウ・デュポンからの分離を完了し、コルテバ・アグリサイエンス社として6月3日より世界規模で事業を開始しました。農業に特化したグローバルリーディングカンパニーとして、農業生産者に最大の収量と収益性を得るためのソリューションを提供していくといいます。種子やクロッププロテクション(農業用薬剤)といった商品とデジタル技術、世界で最も幅広く生産的な研究開発ラインが同社の強みです。

同社は140カ国以上で事業を展開し、2018年には140億ドルの純売上高を達成しました。同社は、150を超える研究開発施設と65を超える有効成分を保有しています。「新しい、独立したアグリビジネス企業として、革新的な分野への規律ある投資に注力しており、市場を上回る有機的な収益成長を達成し、投資資本利益率を向上させます」と、同社のエグゼクティブバイスプレジデント兼最高財務責任者のグレッグ・フリードマン氏はコメントしました。

新しい会社名は、「心」と「自然」を意味する言葉に由来し、農業生産者の生産性向上および消費者の健康と福祉の実現を目指すといいます。

【関連リンク】
CORTEVA agrisciense(英語サイト)

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