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新しい牧場スタイルを積極的に実践! 家族形態牧場のエコな酪農を学べる※現在は募集終了※

新しい牧場スタイルを積極的に実践! 家族形態牧場のエコな酪農を学べる※現在は募集終了※

道東の海に面した浜中町は、冷涼な気候と広大な草地に恵まれた酪農王国です。町内約200戸の酪農家で高品質な生乳を生み出しており、乳脂肪分4.0という高品質な生乳は、上質なアイスクリームブランドの原料に使われています。そんな浜中町で酪農を営む『株式会社喜久川牧場』では、酪農の魅力に触れられるインターンシップをスタート。酪農に全く携わったことのない学生でも、興味があれば歓迎したいという思いを伺いました。

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牛にストレスのない環境を。浜中町の循環型酪農

『株式会社喜久川牧場』は、搾乳牛70頭、育成牛50頭を家族経営で飼育する牧場です。夏も涼しい浜中町の恵まれた気候を生かし、夏期間のみ放牧しながら、のびのびと牛を飼育しています。代表の喜久川利幸さんが大切にしているのは、牛の健康を第一に考え、できる限り牛にストレスをかけない飼育スタイルです。そのため、冬場の生活場所である牛舎は、1頭あたり2.5~3坪となる広さで設計されています。また寝床には、たい肥が敷き詰められており、発酵熱による快適性向上や運動不足解消にも役立つ仕組み。発酵熱は、地下配管を通って、搾乳室にも伝わり、室温が下がりすぎない、牛にも快適な環境をかなえています。「知り合いつてで、このシステムを知り、6年前に牛舎を新築するタイミングで取り入れました。エネルギーを有効活用する循環型酪農を目指しています。浜中町で導入したのは、うちが初めてで、道内でもそれほど多くありません。エコな酪農はインターンシップで訪れる方にとっても、新鮮なのではないかと思います」と喜久川代表。他にも、牛舎の地面に、マイナスイオンや消臭効果が期待できる木炭を敷き詰めるなどにも取り組んでいます。

フカフカのたい肥には、消臭効果もあり、牛のにおいを取ってくれる。サイレージの草の香りが漂う牛舎

酪農家の魅力を体験できる濃厚な5DAYS

インターンシップ(5日間)のプログラム詳細

【1日目】「牧場紹介」
どんな牧場なのか、他の牧場との違いについて学ぶことができます。また仔牛にミルクを与えたり、掃除を行う哺育体験も実施。仔牛の多くが高さ1m程の大きさで、『株式会社喜久川牧場』の仔牛は、やんちゃな子が多いそう。

【2日目】「搾乳体験にチャレンジ」
仔牛よりも少し大きい、育成牛の掃除や給餌に加え、搾乳をいよいよ体験。牛舎から搾乳室へ移動させたりする作業もあります。

【3日目】「餌をあげてみよう」
牛は牧草の他にも、トウモロコシなどが混ざった飼料を与える場合がほとんど。機械を使って牧草を与える体験や、手ずから飼料を与える作業が体験できます。

【4日目】「広い牧草地を巡る」
機械を使って牧草を刈り取る圃場作業です。『株式会社喜久川牧場』で使用する大型機械はドイツ製で、タイヤだけでも2m弱の大きさです。収穫作業はいかに効率良く刈り取るかを競う作業でもあり、本場ヨーロッパでは大会が行われる程!

【5日目】「感想会でのまとめ」
最終日は、全体の感想会で聞き取りを実施します。

搾乳作業は2日目以降、毎日体験でき、希望があれば、その他の作業を重点的に再度行うことも可能です。
酪農の仕事を一通り体験できるので、酪農に全く触れたことのない方でも安心の内容です。

夏は、牧場の目の前で牧草の収穫が行われます。大きな機械で牧草ロールを作る光景は、酪農初心者には圧巻の景色

大自然で味わう、人と牛の健康的な生活を体験

インターンシップ中の住まいは、喜久川代表の住む自宅に隣接しているプレハブハウスです。キッチンや浴室も完備されており、光熱費などの経費は一切不要。鞄一つで体験できます。また2名を定員として、年間を通して随時募集するため、友人同士での参加も可能です。1人で参加する場合やインターンシップ生が男女だった場合は、喜久川代表のご自宅の一室を借りることもできます。体験後は、北海道ならではの、酪農ご飯が毎日登場。地元の猟師が獲った新鮮なシカ肉や、浜中町の新鮮な魚貝が食卓に並ぶことも。自分で絞った牛乳を毎日味わえるのも、『株式会社喜久川牧場』の貴重な体験。上質なアイスクリームブランドで使われているという、クセのない牛乳の純粋な味わいを楽しむことができます。インターンシップに、かかわる交通費は、飛行機代も含めて要相談。喜久川代表は「道外からでも体験したいという方がいれば、できる限り参加していただきたいと思っています。夏休み期間だけなどの要望にも応えたいですね」と話していました。

お話をお伺いした喜久川さんと宿泊設備内観

牧場で取り組む技術に触れて、新たなイノベーションへつなげる

『株式会社喜久川牧場』が、インターンシップを体験する皆さんに期待するのは、酪農業のリアルな現場を体験することで生まれる疑問や発見です。喜久川代表は、以前酪農ヘルパーという酪農の補助事業を行う実習施設の指導を行っていたため、酪農を全く知らなかった方の視点で作業効率が変わったりイノベーションへとつながる経験があったそう。「実習施設にいたので、未経験者がどこを不安に思うのか、伝えるポイントなどをサポートできると思います。インターンシップを始めた動機の中には、長い目で酪農について若い人にも知ってもらう。また、仕組みを知ってもらって、酪農に興味を持ってもらいたいという思いがあります。知り合った中から、将来酪農家を目指したいという方が現れたら、最高ですね。また、畜産や酪農系を専攻している方で試してみたい新技術があるという方も歓迎します。牧場で導入できそうなものであれば、ぜひ協力したいです。座学では学べない現場の思いに触れてください」と、喜久川代表は意欲的に話してくれました。

牧場により牛舎の作りや特徴も異なります。インターンでは疑問に思ったことはその場で何でも質問してみましょう

命の触れ合い

また多くのインターンシップ生が記憶に残る出来事として挙げるのが、牛の出産です。『喜久川牧場』では、3日に1度のペースで、年間70頭の仔牛が生まれています。インターンシップ訪問中に、貴重な分娩シーンに立ち会う機会に恵まれる可能性が高いです。
母牛から子牛が生まれる、命の誕生シーンは、学ぶことも多いです。子牛が生まれてから、すぐ母牛が、何をするのか。それをサポートする側の人間は、どんな作業を行うのか。いつも皆さんが口にしている牛乳は、こうした命のバトンの結果、母牛から搾乳しているもの。何気ない牛乳一杯に広がる無限のストーリーに触れてみるのも良いのではないでしょうか。

出産間近のお母さん牛。頑張れ!



生まれた子牛が入る哺育器。生まれてすぐ母牛の母乳を飲ませて免疫力を付けてあげましょう


社名:株式会社 喜久川牧場
TEL:0153-68-6454
FAX:0153-68-6454
E-mail:g-type-tracter.lancler-totti@docomo.ne.jp

◆インターンシップに関するお問合せはこちら

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