マイナビ農業TOP > 酪農・畜産 > 肉用牛生産者さま必見!2/22オンライン開催『肉用牛繁殖技術シンポジウム』

肉用牛生産者さま必見!2/22オンライン開催『肉用牛繁殖技術シンポジウム』

肉用牛生産者さま必見!2/22オンライン開催『肉用牛繁殖技術シンポジウム』

2月22日(月)13時30分から、『肉用牛繁殖技術シンポジウム』を開催します(参加費無料)。
同シンポジウムでは、肉用牛の繁殖性の改善・向上のために必要な情報を学ぶことができます。Zoomで配信しますので、職場やご自宅からお気軽にご参加ください。

twitter twitter twitter

【お申込みいただいた方へ】
ZoomのURLは「令和2年度肉用牛繁殖技術シンポジウム」のご登録ありがとうございました。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。(2/16追記)

肉用牛繁殖技術シンポジウム

・肉用牛生産に関わる生産者の皆様
・関係団体の皆様
・行政、試験研究機関等の皆様

「令和2年度 肉用牛繁殖技術シンポジウム(オンライン形式)」は、上記の皆様を対象に実施するオンラインイベントです。

同シンポジウムは、肉用牛の繁殖性の改善・向上を通じて全国の和子牛生産の拡大を図り、その繁殖基盤を確立することを目的に開催いたします。
当日は、大学教授や専門家による講演、農林水産省担当者による情勢報告を通じ、肉用牛繁殖性向上について考えます。

今回はzoomを使用したオンライン開催のため、ご自宅からでも気軽に参加いただけます。
※研修会は完全予約制
※お申込みは終了しました

2021年2月22日(月)のプログラム

■ 開会 13:30~

■ 基調講演 
「肉用牛の繁殖成績向上について ~一年一産を達成するために繁殖管理について考える~」
酪農学園大学
学長 堂地 修 氏

肉用牛繁殖経営において1年1産は重要です。1年1産するためには、妊娠期間を290日とすると分娩後75日ころまでに受胎させる必要があります。
分娩後75日までに受胎させるためには、牛群の受胎に要する平均人工授精回数を1.4~16回程度に保たなければならず、そのためには、分娩後40~55日頃までに初回人工授精が実施できるように、分娩後の初回排卵、初回発情が順調に起こらなければならないことを示しています。
また、分娩後の初回排卵および初回発情の発現に影響する重要な要因のひとつは栄養状態となっています。
本講演では、黒毛和種の繁殖成績の現状と、演者らの調査結果から、栄養状態が分娩後の初回発情、初回排卵、空胎日数に及ぼす影響について紹介します。

■ 講演  
① 「繁殖管理アドバイスシステム」等を活用した肉用牛の繁殖管理の効率化
北里大学 獣医学部 動物資源科学科 動物飼育管理学研究室
准教授 鍋西 久 氏

肉用牛繁殖経営においては、「1年1産」が経営目標とされているところですが、国内の平均分娩間隔は13.2ヶ月であり、「分娩間隔の短縮」が課題です。
ところが、一口に「分娩間隔を短縮しましょう」と言われても、分娩間隔延長の要因を特定できる手段がないため、効果的な対策を取れていないのが現状ではないでしょうか。
繁殖成績低下(分娩間隔の延長)には、種々の要因が関与しています。そのため、改善策についてもさまざまな手段が考えらますが、精度と効率を高めるためには、問題点を発見し、優先順位を設定する必要があります。
本講演では、現状の問題点を整理しながら、分娩間隔を短縮するためのヒントを紹介します。

②宮崎県における超音波画像装置を活用した肉用牛の繁殖性向上への取り組みについて
一般社団法人宮崎県家畜改良事業団 
管理部次長 河野 俊二 氏

家畜人工授精師と連係による超音波画像装置を活用した受胎率向上への取り組みについて紹介します。

■ 情勢報告
肉用繁殖雌牛の動向と関係事業等について
農林水産省生産局畜産部畜産振興課 
畜産技術室 
飼養技術係長 水田 建人 氏

肉用繁殖雌牛の飼養頭数や近交化の現状と、遺伝的多様性に配慮した導入支援等について紹介します。

■ 意見交換会
座長 酪農学園大学 学長 堂地 修 氏

■ 閉会

講演者プロフィール

■ 農酪農学園大学
学長 堂地 修 氏

1983年に農林水産省へ入省。
日高種畜牧場 種畜課、日高種畜牧場 家畜人工妊娠課、家畜改良センター新冠牧場種畜第一課などを経て農林水産省を退職。
1998年から助教授として酪農学園大学酪農学部酪農学科へ。
酪農学園大学酪農学部酪農学科 教授、酪農学園大学農食環境学群循環農学類 教授を経て、2021年1月26日に酪農学園大学学長に就任。

■ 北里大学 獣医学部 動物資源科学科 動物飼育管理学研究室
准教授 鍋西 久 氏

1973年生まれ。宮崎県出身。北里大学大学院を修了後、2001年宮崎県庁入庁。
農業改良普及センター、畜産試験場などを経て、2016年3月北里大学に着任。
これまで、受精卵移植技術、家畜に及ぼす熱環境の影響評価と対策技術の開発、ICTを活用した繁殖性向上技術に関する研究に従事。
研究成果の社会実装によって畜産農家の経営向上に寄与すべく、2020年8月に大学発ベンチャー「ライブストックジャパン合同会社」を設立、CEOに就任。

■ 一般社団法人宮崎県家畜改良事業団 
管理部次長 河野 俊二 氏

1966年生まれ。
宮崎大学農学部畜産学科卒業後、宮崎県家畜改良事業団の凍結精液流通管理及び経営管理業務に従事。

■ 農林水産省生産局畜産部畜産振興課 畜産技術室 
飼養技術係長 水田 建人 氏

1989年生まれ。長崎県出身。
鹿児島大学農学部卒業後、平成24年に長崎県庁に入庁。
肉用牛の改良や増頭支援、普及指導員等を担当。2019年4月から農林水産省へ出向し、現職。

イベント詳細

詳細 内容
日程 2021年2月22日(月) 13:30~15:30
会場 zoom開催
※予約締切後、マイナビ農業から視聴方法についてのマニュアルをご案内します。
※Zoomにて実施いたしますので、Zoomに接続できる環境をご準備下さい。
※「令和2年度肉用牛繁殖技術シンポジウム」のご登録ありがとうございました。」という件名のメールが届いていることをご確認ください
定員 80名程度
参加費 無料 ※要予約
お問い合わせ先 (1)肉用牛繁殖技術シンポジウムの実施内容に関すること
一般社団法人 全国肉用牛振興基金協会 事業部
担当:風間、高橋(洋)、津田
(TEL:03-5801-0773 E-mail:shinko@nbafa.or.jp)
(2)本シンポジウムへの参加方法及びWebサポートに関すること
 株式会社マイナビ 農業活性事業部 イベント運営チーム 
 担当:谷藤、堀越
(TEL:03-6667-1181 E-mail:agri-webcast@mynavi.jp)

※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます

【お申込みいただいた方へ】
ZoomのURLは「令和2年度肉用牛繁殖技術シンポジウム」のご登録ありがとうございました。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。

関連キーワード

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する