青汁に葉酸は含まれている？
葉酸は、植物由来の成分で、葉野菜に多く含まれています。青汁の原料には、大麦若葉やケールなどの葉が使われていることから、葉酸を摂りやすい食品と言えるでしょう。文部科学省の食品成分データベースでは青汁100gに含まれる葉酸は820µgとなっています。これはあくまでも目安であり、商品によって葉酸の含有量は異なるため、気になる方は成分表を確認されることをおすすめします。
葉酸は熱や水に弱い性質があることから、加熱調理後の食事では摂取にしにくいとされています。しかし、青汁であればこれらの問題を回避し、手軽に摂取できる商品もあります。
葉酸の1日の摂取量目安
葉酸の1日の摂取量目安は、年齢や性別等によって異なります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、12歳以降は、男女ともに1日あたり240µgの摂取が推奨されており、妊婦や授妊婦の場合は付加量としてその時期に合った葉酸を摂取することが勧められています。
葉酸は通常の食事では過剰摂取することがほぼないと考えられていますが、サプリメントや健康食品で補う場合は過剰摂取に注意が必要です。サプリメント等に記載の説明書をよく読んで適量にとどめましょう。
葉酸が多く含まれる青汁一覧
それでは、葉酸が多く含まれるおすすめの青汁をご紹介します。
| 商品名 | 葉酸量 |
|---|---|
| サントリー/極の青汁 | 9.57µg |
| 大正製薬/ヘルスマネージ乳酸菌青汁 | 5.4µg |
| えがお/えがお青汁満菜 | 225µg |
*全て1本あたりの含有量です。
サントリー 極の青汁
飲料メーカーのサントリーだからこそ、美味しく続けられる味にもこだわった、飲みやすい青汁です。抹茶が配合されており、後味すっきりで牛乳に混ぜたり、果物を加えてスムージーにしたりとアレンジがしやすい特徴があります。
国産の大麦若葉や明日葉などに加え、野菜の力の吸収力をアップさせたケルセチンプラスも配合。吸収力を大事にしている点が大きな特徴です。
大正製薬 ヘルスマネージ乳酸菌青汁
青汁ならではの栄養と乳酸菌の両方を一度に摂れる、腸内環境を意識している人にも便利な青汁です。それぞれ存在する場所の違う3種類の乳酸菌を組み合わせ、青汁1杯あたり約200億個も配合。
独自の製法により原料の大麦若葉はまるごと粉砕され、その栄養をしっかりと摂ることができます。乳酸発酵させたキャベツエキスも配合で、健康維持を期待できるビタミンUなども手軽に補給できます。
えがお えがお青汁満菜
大麦若葉を主原料とし、18種類のグリーン素材を使用した青汁です。葉酸はもちろん、ビタミンや食物繊維、カルシウムも豊富。大麦若葉は微粉砕加工されているため、ザラザラせず喉ごしがすっきりとしており、美味しさにもこだわって作られています。
食事から摂りにくい葉酸は青汁で気軽に補おう
加熱調理でその成分が失われやすい葉酸は、青汁で効率的に補うと便利です。特に、野菜不足による栄養バランスの乱れが気になる方にはおすすめ。青汁に含まれる葉酸の量は、商品により異なります。葉酸をしっかり摂りたい場合は、今回ご紹介した商品を参考に選んでみてはいかがでしょうか。
青汁には、葉酸以外にも様々な栄養が含まれています。他の栄養については以下の記事も参考にしてみてくださいね。
