青汁に亜鉛は含まれている?

亜鉛は、多くの食材や食品に含まれています。特に多い食材としては牡蠣やあわび、豚レバー、牛肉、卵などがあげられます。これらの食材よりは亜鉛の含有量が少ないものの、青汁の原料に使用されるケールや大麦若葉、桑の葉などには亜鉛が含まれていることから、青汁でも補給することができます。
青汁に含まれる亜鉛の量は商品により異なります。文部科学省の食品成分データベースによると、青汁に含まれる亜鉛の量は100gあたり1.8mgとなっているため、おおよその目安と考えるとよいでしょう。
亜鉛の1日の摂取量目安
厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」(2020年版)によると、亜鉛の食事摂取基準は、年齢や性別により推奨量が変わってきます。18歳~74歳であれば、男性の推奨量は1日11mg、女性は8mgです。妊婦の場合は付加量としてプラス2mg、授乳婦はプラス4mgが推奨されます。
なお、亜鉛の摂取量には耐容上限量も決められています。通常の食事で亜鉛を過剰摂取する可能性は低いため、バランスのとれた食生活を送っていれば、さほど心配する必要はなさそうです。もし亜鉛を過剰摂取した場合、健康を損ねる可能性があるといわれています。
亜鉛が多く含まれる青汁一覧
それでは、亜鉛が多く含まれる青汁をご紹介します。青汁の商品それぞれには、成分表示が掲載されていますが、亜鉛については記載されているものが少ないのが現状です。
商品名 | 亜鉛量 |
---|---|
大正製薬/ヘルスマネージ大麦若葉青汁 <難消化性デキストリン> |
0.026mg |
*1本あたりの含有量です。
大正製薬 ヘルスマネージ大麦若葉青汁 難消化性デキストリン
食生活の偏りや甘いものの食べ過ぎ、野菜不足が気になる方などによく選ばれている、特定保健用食品(トクホ)の青汁です。トウモロコシのデンプン由来の水溶性食物繊維である、難消化性デキストリンの働きにより、糖の吸収を穏やかにしてくれる点が大きな特徴と言えるでしょう。
原料の大麦若葉には、亜鉛だけでなくビタミンB2や葉酸、鉄分といった、不足しがちな栄養も含まれています。毎日続けやすいよう味にもこだわって作られているため、青汁の独特の味わいに苦手意識のある方も試してみてはいかがでしょうか。
亜鉛不足が気になったら青汁とバランスの良い食生活を!
亜鉛は体をつくるうえで欠かせません。偏った食生活では亜鉛が不足し、健康を損ねる可能性があるため注意が必要です。もし、亜鉛不足が気になった時は、今回ご紹介した青汁で気軽に補給しつつ、日々の食生活の見直しと改善もおすすめします。
青汁には、亜鉛をはじめさまざまな栄養が豊富に含まれています。その他の栄養成分についても知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。