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若手農家に武井が真剣アドバイス! 農家のブランディング、シェフとの付き合い方のコツとは

若手農家に武井が真剣アドバイス! 農家のブランディング、シェフとの付き合い方のコツとは

農業を始めて一度の営業もせずに、現在は栽培した野菜の95%をレストランへ直接販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)です。
マイナビ農業が主催するオンライン農業経営塾「農家が語るべきストーリー戦略講座」。私はこの講座で、農家のブランディングにつながるさまざまな戦略について伝えています。今回は、この講座を経て「マイナビ農業認定農家第1号」となった小澤知世(おざわ・ともよ)さんの畑を訪問。今回の経験を今後の農業にどう生かしていくのか聞くとともに、私からもアドバイスさせてもらいました。

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講座に参加するにあたっての不安と期待

私が講師を務める農業経営塾「農家が語るべきストーリー戦略講座」。2020年の10月から2021年の3月にかけて全12回の第1クールが開催され、多くの農家が受講しました。この講座では、私とゲスト講師である有名店のシェフたちによる受講者の農産物の品評会があり、ここで認められた農家は「マイナビ農業認定農家」となることができます。認定農家になることは、有名レストランとの取引のきっかけにもなるため、農家にとってはまたとないチャンスになると思います。
今回のクールで認定された第1号は、和歌山県のミカン農家、小澤知世さんです。

小澤さんは大学卒業後、航空会社でグランドスタッフ、国内線および国際線のキャビンアテンダントとして勤務。3年前に和歌山県有田郡で江戸末期から続くミカン農家の6代目、「みかんのみっちゃん農園」代表の小澤光範(おざわ・みつのり)さんと結婚しました。現在は地域になじむために地元の会社で事務職をしながら週末に農園の手伝いをし、農業の経験を積んでいます。今後は事務職を辞め、本格的に農園に入る予定になっているそう。

小澤知世さん(左)と夫の光範さん(右)

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講座参加への不安があった

最初に今回の講座を見つけたのは光範さん。「こんな講座があるぞ」とすすめられた小澤さんは興味を持ったものの、2つの不安が先に立ったそうです。

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