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酸っぱい葉がクセになるオゼイユ、新規就農者や少量多品目農家と相性が良い理由

武井 敏信

ライター:

連載企画:育てるならレア野菜

酸っぱい葉がクセになるオゼイユ、新規就農者や少量多品目農家と相性が良い理由

フレンチのシェフが好んで使う葉物、それがオゼイユです。見た目はホウレンソウに似ていますが、食べてびっくり、ものすごく酸っぱいのです。しっかりと栽培すれば、意外にもコスパが良く、特に新規就農者や少量多品目農家にとってはありがたい葉物の一つになるはず。今回はそんなオゼイユについて。

西洋野菜をはじめ珍しい野菜を年間約140種類、20年間で350種類以上栽培し、それらを直接レストランへ販売しているタケイファーム代表、武井敏信(たけい・としのぶ)が、レア野菜の魅力や育て方のコツを余すところなく紹介します。

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オゼイユとは?

オゼイユ(Oseille)はフランス語で、英語ではソレルと呼ばれています。スイバとかスカンポという名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。これらはオゼイユの仲間で、日本でも野生化していて雑草として普通に道に生えています。
タデ科の多年草で畑の端で栽培しておけば、毎年収穫ができる優れもの。最大の特徴は強い酸味で、これはシュウ酸を含んでいるためです。
フランスでは好んで利用され、サラダやスープ、ソース、肉や魚料理の付け合わせに使われています。最近、マイクロハーブとしてレストランでトッピングに利用されている、緑に赤の葉脈がきれいなレッドソレルもオゼイユの仲間です。

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