
株式会社アグリーフル 秋山農園の秋山大輔さん
濃厚な甘みとシャリ感が絶妙!通を唸らせる『天領スイカ』
平均糖度8~11度といわれるスイカの中で、選果基準12度以上、平均糖度13度を誇る『天領スイカ』。美味しさを引き立てるのは、甘さだけではありません。生産者がこだわるのは、シャリシャリッと食べ応えのある食感です。
『天領スイカ』は、ほどよい甘みとシャリ感、豊富な果汁が特徴の『縞無双』と、コクのある濃い味が特徴の『銀河』、2つを掛け合わせた品種。頬張った瞬間、豊かな甘みとシャリシャリの食感が一気に広がり、後味まで存分に贅沢な味わいを楽しめます。

収穫時期は5月下旬~9月下旬!最新情報は秋山農園のHPを参照ください
一度食べたら忘れられない味を求めて、国内でも有名な高級フルーツ店をはじめとする目利きのバイヤーや料理人から直接注文を受けるなど、玄人のファンを拡大している『天領スイカ』。皮の際の部分まで甘みを持ち、最後の最後まで甘みを堪能できるのが特長です。
土づくりから収穫まで、手間ひまかけてタイミングを見極める
『天領スイカ』の部会長も務める秋山さんは、いちばん大事なのは土づくりだといいます。
アミノ酸を散布して地力を高め、土本来の力を活かしたいと考えている秋山さん。多量の肥料を畑に入れて太らせるのではなく、肥料はなるべく少なく、地力を最大限に活かしてスイカに栄養がしっかりと行き渡るよう工夫しています。

農場経営に圃場管理や自動運転などのITを積極的に導入し、業務効率や負担軽減も実践
土づくりの次に手間をかけるのが栽培過程。定植から収穫まで、それぞれの過程に重要なポイントがあります。たとえば、ツルが伸びる間は丁寧かつ小まめに整枝を行ない、スイカに対するストレスを軽減。
スイカの玉をつける位置にもこだわり、スイカが最も栄養を吸収できるよう調整します。最後は一定期間スイカを寝かせ、通常のスイカより長く育て、美味しさが増すよう仕上げる工程へ。
葉っぱが青々している状態でトマトを収穫すると、少し青臭さが残っていると感じる人もいるのではないでしょうか?僕は葉っぱがくたっとなり、すべての栄養がスイカの玉に集まった状態が収穫時だと考えています。

この絶妙なタイミングで収穫すると、最後の最後に糖度をグッと上げられると話す秋山さん
『天領スイカ』を出荷するのは3農家のみ!次世代育成でさらに盛り上げたい
今でこそ多くのファンを魅了する秋山さんの『天領スイカ』ですが、現在に至るまでは苦労の連続だったといいます。良い作物をつくる方法がわからず、美味しくて消費者に求められるものをつくれない。朝早くから夕方遅くまで農作業を行ない、その後も別のアルバイトをして生計を立てていたそうです。

現在、圃場面積約8haの半分でスイカを栽培し、それ以外ではキャベツや白菜、さつまいもなどを育てている秋山農園
そんな時『天領スイカ』を栽培する師匠と出会い、人生が大きく変わった秋山さん。農業に取り組む姿勢、発想や考え方など、結果を出していた師匠から多くを学びました。その学びを活かし、未来を見据え「若手で地域を盛り上げていきたい」と、人材育成にも力を注いでいます。
また、これからの農業は個々のSNSで消費者とつながるのも大切。やり方次第でさらに面白くなると思っています。
5月下旬から随時出荷予定!条件に恵まれた今年の味に期待
ビジネスの根底にあるのは「人と人のつながり」であると感じている秋山さん。多くの経験を積んだ今、「人が自分を育ててくれる」と、お客様との出逢いを大切にしています。そして、農業をする上でずっと変わらない喜びは、美味しいものができた時の達成感だといいます。

部会では年間約4万玉の天領スイカを出荷!その内2万5000玉が秋山農園から出荷されています
大分のおだやかな気候に恵まれ、土づくりも順調。2023年度もスイカが育つのに最高の条件が揃っているそうです。取り寄せ必至の『天領スイカ』の最新情報は、『秋山農園』のHPまたはSNSをご覧ください。
お問い合わせ先
株式会社アグリーフル
秋山農園
〒877-1372 大分県日田市上諸留町1016
TEL:080-5200-0322
FAX:097-324-8472
※7:00 – 19:00 / 不定休
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