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農業法人へ就職する前にやるべきこと4選|農業法人へ就職する4ステップも紹介

農業法人へ就職する前にやるべきこと4選|農業法人へ就職する4ステップも紹介

「農業法人への就職を検討しているけど、何から手をつけたらいいか分からない……」「農業法人に就職している人が周りにいないため、情報が集められない……」このような悩みを持っていませんか。
この記事では、「農業法人へ就職する前にやるべきこと4選」や「就職するための4ステップ」を紹介します。農業法人への就職を検討するときは、生産してみたい作物や希望する働き方を決めておくことが重要です。農業法人へ就職する前に知っておきたい注意点についても解説しているので、最後まで読んでみてください。

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農業法人へ就職する前にやるべきこと4選

スマホを使って農業する女性

農業法人へ就職する前にやるべきこと4選は以下のとおりです。

1つずつ解説していくのでチェックしてみてください。

携わりたい作物を明確にする

農業法人へ就職する前には、携わりたい・生産したい作物を明確にしましょう。携わりたい作物を明確にする理由は以下のとおりです。

  • 作物によって働き方が変わる
  • 就職先の農業法人が絞り込める
  • 農業を続けるモチベーションにつながる

たとえば働き方ではキャベツや白菜は畑での作業が中心になる一方、ミニトマトや小松菜はハウスでの作業になることが多いでしょう。興味・関心のある作物に関わる方が就職後のモチベーションにもつながるため、自分が生産したい作物をリストアップしてみてください。

勤務できる地域を決める

農業法人への就職を検討する際は、勤務できる地域を決めましょう。決めるときには、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • いま住んでいるところから通いやすいか
  • どこの地域までなら引っ越しできるか
  • 寮や社宅、住み込みで働くことはできるか

農業法人によっては寮制度があるので、アパートを探す手間が省け家賃や光熱費も抑えられます。引っ越しや寮生活にハードルを感じる人は、いま住んでいる地域で農業法人を検索して、希望に近い農園を探してみましょう。

希望の年収・年間休日を決める

農業法人へ就職する前に希望する年収や年間休日を決めておくと、条件に合った職場を見つけやすくなります。農業法人に勤める正社員の年収は200万〜400万円前後が相場です。年収は全体的に低い傾向にある一方、農業しながら安定した収入を得られるのは農業法人のメリットです。

年間休日に関しては100日に満たない農業法人もあります。生産する作物によってはゴールデンウイークやお盆休みなど、大型連休に出勤しなければならないことも。一方で閑散期は長期休暇が取れたり、1日の勤務時間を8時間以内に抑えられたりするなど、ワークライフバランスを重視する農業法人もあります。

転職サイトを使って農業法人を調べる

農業法人への就職を検討する際は、農業に特化した転職サイトを利用すれば希望に近い就職先が見つけられます。求人を豊富に掲載している転職サイトは以下のとおりです。

求人サイト 特徴
あぐりナビ 求人掲載数2000件超え
農業ジョブ 農業への就職に特化したキャリアアドバイザーがサポート
農家のおしごとナビ 農業法人への就職から移住就農に関する情報まで発信

上記の転職サイトは、勤務地や年間休日数などの条件を細かく設定できます。会員登録すると非公開求人を閲覧できるので、農業法人への就職を検討する人は積極的に活用してみましょう。

また、マイナビ農業では農業への就職・転職を考えている人に向けたイベント「マイナビ農林水産FEST」を開催しています。農業に携わる人と直接話せるオンラインイベントとなっており、詳細は以下のリンクからチェックしてみてください。

>>マイナビ農林水産FEST

農業法人へ就職するための4ステップ

4ステップを表す写真

農業法人へ就職するための4ステップは以下のとおりです。

  1. 履歴書・職務経歴書を送付する
  2. 面接・職場体験する日程を調整する
  3. 職場の環境・雰囲気を確認する
  4. 給与・待遇などの契約内容をすり合わせる

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 履歴書・職務経歴書を送付する

農業法人への就職を実現するには自身の経歴や農業への関心、自己PRをまとめた履歴書・職務経歴書を作成し、送付する必要があります。スキルや強みをアピールできると面接につながり、採用までの確率が高められます

たとえば農業法人への就職を有利にする免許や資格は以下のとおりです。

  • マニュアル車運転免許
  • 大型特殊自動車運転免許
  • フォークリフト運転技能講習修了証

農業法人によってはトラクターやフォークリフトを使用する業務があるため、保有する免許なども採用率を高める要素となります。自己PRの文章では、以下の例文を参考に作成してみてください。

例文

私の強みはコミュニケーション能力の高さです。前職で個人向けから法人向けまで保険営業に従事し、あらゆる世代の人と関わるなか、信頼関係を築くことができました。また、ノルマを達成するために粘り強く取り組み、プレッシャーのなかでも冷静に対応する能力を身に付けました。これらの経験を生かし、貴社の一員としてコミュニケーションを円滑にし、作物の生産や売り上げの向上に貢献することができると確信しています。

また自己PRを書くコツは以下の記事で解説しているので、自己PRをスムーズに作成したい人は参考にしてください。

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【例文付き】農業に転職する際に知っておきたい!自己PRの書き方のポイント
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履歴書への記載が必須となっている学歴や職歴などは工夫の余地がない項目です。しかし、応募書類には「自己PR」という他の応募者と自分を差別化できるものがあります。自己PRは自分を売り込み、ライバルに差をつける絶好のチャンスです…

2. 面接・職場体験する日程を調整する

農業法人へ履歴書・職務経歴書を送付した後は、面接・職場体験する日程を調整しましょう。折り返しのメールや電話はおおよそ1〜2週間を目安に来ます。日にちが指定された場合は柔軟に対応します。

希望する日時を聞かれたときは自身の予定を加味し、都合の良い日にちを提案してください。面接時の服装については、指定がなければスーツを選択しましょう。面接時に必要な持ち物は以下のとおりです。

  • メモ帳
  • 筆記用具
  • 質問リスト
  • 身分証明書
  • 応募書類に関するコピー

職場体験を希望しているなら、着替えや長靴などは必要なのかも確認しましょう。職場体験に必要なアイテムは農業法人の方で準備してくれることがあります。

また農業への就職時の面接対策を詳しく解説している記事もあるので、当日不安な人はチェックしてみてください。

【関連記事】
【農業への就職・転職】面接で注意したいポイントとは?よく聞かれる質問や回答例も紹介
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書類選考を通過したら次なるステップは面接です。何度か行われる場合もありますが、転職活動の最終段階と考えて良いでしょう。 転職者の場合、新卒時に経験している方も多いかもしれませんが、何度やっても緊張するのは当然。どんな質…

3. 職場の環境・雰囲気を確認する

農業法人での面接・職場体験当日は、社内の環境や設備、業務中の雰囲気を確認します。のちに就職する可能性があるため、自分にとって働きやすい環境なのかを見極めることは重要です。

面接では大きく分けて採用担当者との一対一の面談、複数人を前にした面談の2パターンになります。職場体験を希望している場合は、面接後に案内されることが多いでしょう。

職場体験するときは、以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 丁寧に業務内容を説明してくれるか
  • 作業したとき体に負担を感じないか
  • 作業している雰囲気はピリピリしていないか

たとえば、作物の運搬を体験する際には、肩や腕、足腰にどれほどの負担があるのかを確かめます。実際の業務が自分にとって過度に負担にならないかを把握することは、就職活動の方針を見直すときに役立ちます。

職場体験をして農業に触れることで、就職したときのイメージがしやすくなるでしょう。

4. 給与・待遇などの契約内容をすり合わせる

農業法人での面接時は給与・待遇などの契約周りについてもすり合わせをします。求人サイトに掲載されている給与や休日と、食い違いがないことを確かめてください

すり合わせをするときの具体的な質問例は、以下のとおりです。

  • 基本給はいくらからスタートするか
  • 交通費や住宅補助などの手当はあるか
  • 賞与(ボーナス)はあるか、査定基準はなにか

上記の質問にあわせて、昇給時の金額やタイミングも確認しておくとよいでしょう。

農業法人へ就職する前に知っておきたい注意点

注意点が表記された画像

農業法人へ就職する前に知っておきたい注意点についてお伝えします。

農業法人への就職を進める前に確認してください。

肉体労働が主体になることを理解する

農業法人への就職を検討するときは、肉体労働が業務の大半を占めることを理解しておく必要があります。これまでに立ち仕事や重いものを運ぶ仕事を経験したことがない場合、体力的にきつく感じることがあるからです。

体に負担がかかる業務の一例は以下のとおりです。

  • 作物の収穫作業
  • 果樹の剪定(せんてい)作業
  • 農地の除草作業

たとえばキャベツを生産する農業法人の場合、腰を常に曲げた状態で収穫するため、体に負担を感じることは否めません。農業離れの理由としても肉体的負担が大きいことが要因として挙げられています。

農林水産政策研究所「農業雇用労働力の実態とその動向(令和3年12月)グラフ
農林水産政策研究所「農業雇用労働力の実態とその動向(令和3年12月)」をもとに筆者作成

農業への理想と現実のギャップを埋めるために、アルバイトやスポット(短期や単発)で試しに働いてみるのも一つの手段です。

不作の時期は収入が減少するリスクがある

農業法人へ就職した場合、不作の時期は収入が減るリスクがあります。作物の出来高は賞与の額面に影響する場合もあるからです。

不作の要因として挙げられることは以下のとおりです。

  • 病気や害虫
  • 長期的な干ばつ
  • 台風による水害 など

天候による被害だけでなく病気や害虫が発生してしまうと、作物の収量は減ります。一方で基本給は作物が不作であっても、強制的に減額されることはありません

以下に引用したとおり、双方の同意がなければ労働条件は変更できないからです。

第八条 労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができる。(平成十九年法律第百二十八号労働契約法より引用

年収は作物の出来高によって、左右される可能性があることがデメリットです。賞与ありの農業法人の場合は、査定基準をしっかり確認しておきましょう。

まとめ|農業法人への就職はインターンシップに参加するのも近道

スーツ姿の男女が遠くを見つめる様子

農業法人への就職を検討するなら、やりがいを感じられる作物を見つけることから始めてみてください。携わりたい作物が絞り込めたら本記事で紹介した転職サイトを活用して、農業法人をチェックしてみましょう。

一方で自分の希望に近い農業法人を見つけられない場合は、マイナビ農業インターンシップを利用するのも一つの手段です。マイナビ農業インターンシップとは、農業へのインターンシップをあっせんするサービス。

就職活動中の学生や第2新卒、キャリアチェンジしたい人など、誰でも参加できます。インターン先によっては、宿泊費・交通費などのサポート体制が充実しているため、費用をかけられない人でも検討できます。

マイナビ農業インターンシップをきっかけに、農業への就職・転職活動を進めてみましょう。

>>マイナビ農業インターンシップ

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