トマト、たまねぎは高温による生育不良等以外の影響もあるようです
だいこん、はくさい、きゅうり、ピーマン、ばれいしょ、さといもは、10月を通して出荷数量が平年をやや下回る見込みとなっています。さといもを除くと、夏季の高温による生育不良・小玉傾向・歩留まりの低下等がその原因となっています。
また、トマトとたまねぎは高温に加えて、別の影響も重なり平年と比べた時の出荷数量の減少が強くなる見込みとなっています。
・トマトは、高温の影響による、着果不良、歩留まりの低下等の発生に加えて、熊本県産の定植が8月の豪雨により遅れたことも影響
・たまねぎは、高温、干ばつにより小玉傾向になっている中で、春先までの供給を確保するための計画的出荷が行われていることが影響
- だいこん…青森県(34%)、北海道(30%)、千葉県(22%)
- はくさい…長野県(84%)
- きゅうり… 群馬県(28%)、埼玉県(23%)、福島県(11%)
- トマト…千葉県(16%)、熊本県(14%)、北海道(13%)、福島県(12%)
- ピーマン…茨城県(52%)、岩手県(26%)
- ばれいしょ…北海道(100%)
- さといも…埼玉県(73%)、千葉県(10%)
- たまねぎ…北海道(98%)
ほうれんそう、ねぎは回復の兆しがみえてきています
ほうれんそう、ねぎの生育は、回復傾向との見込みがでています。10月前半までは、高温の影響による生育不良等により、出荷数量が平年をやや下回りますが、後半より平年並みの出荷数量で推移する見込みがでています。
秋本番を迎えて、ようやく気温も下がり野菜の生育状況が変わりつつあります。生育にあわせて価格も大きく変動していきそうです。日々の市況情報の確認に、是非YAOYASANをお使いください。
- ほうれんそう…群馬県(57%)、茨城県(17%)、栃木県(16%)
- ねぎ…北海道(29%)、秋田県(22%)、青森県(18%)
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