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1.宮崎県ってどんなところ?

宮崎県は九州の南東部に位置しています。年間平均気温は高く、日照時間や快晴日数は全国トップクラスの温暖な県で、降水量も多く水にも恵まれています。東側は日向灘に面し、海岸線の長さは400キロ以上。その沿岸には宮崎平野が広がっています。県南部の日南海岸は国定公園にもなっていて、観光地としても人気です。
一方、県の総面積の約76%を森林が占め、北西部の九州山地や南の霧島連山などの山地の冬は寒く、積雪するほど。熊本県に接した五ヶ瀬町には日本最南端のスキー場もあります。
宮崎県は大消費地から遠く、経済的には不利な土地でもあります。しかし現在は高速道路をはじめとする道路網や、国際化に対応した空港・港湾の整備などが進んでいます。

宮崎県基本データ
総面積 7,735.22km2 全国14位
総人口(※) 1,087,372人 全国35位

※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

宮崎イメージ
日南海岸の青島にある鬼の洗濯板

2.宮崎県の農業の現状は?

宮崎県の耕地面積は6万5200ヘクタールで全国20位ですが、2020年の農業産出額は全国6位の3348億円。そのうち2157億円が畜産と、畜産業が盛んな県です。鹿児島との県境にある都城(みやこのじょう)市は2020年のふるさと納税寄付額日本一の自治体で、返礼品の豚肉や牛肉が人気です。また宮崎牛は高品質で知られ、2017年に開かれた全国和牛能力共進会の「肉牛の部」で内閣総理大臣賞を受賞。牛肉の輸出にも力を入れており、その額は年々増えています。
宮崎県は野菜の促成栽培も盛んで、キュウリやピーマンなどの果菜類を通年で生産。また温暖な気候は果樹栽培にも適し、日向夏やキンカン、マンゴーなどが全国的に知られ、県認証の「みやざきブランド」として日本全国で人気の食材となっています。


宮崎県農産物分布図
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宮崎県農産物分布図

3.宮崎県の代表的な農産物は?

畜産の盛んな宮崎では2021年の統計で、ブロイラーの飼養羽数の全国1位をはじめ、豚の飼養頭数が2位、肉牛の飼養頭数が3位といずれも上位です。
促成栽培によって通年栽培が可能な果菜類の収穫量では、2020年はキュウリが全国1位、ピーマンは2位。さらにサトイモの収穫量は3位、乾シイタケ生産量は2位など、幅広い作物が上位を占めます。
果物ではキンカンが栽培面積、収穫量ともに日本一で、“完熟きんかん「たまたま」”は皮ごと食べられるキンカンとしてブランド化されています。また、マンゴーの収穫量は全国2位。糖度15度以上のものだけが認められる県独自のブランドマンゴー「太陽のタマゴ」も有名です。さらに花き栽培も盛んで、スイートピーは全国1位の出荷量を誇ります。


宮崎県農産物グラフ
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宮崎県農産物グラフ

4.宮崎県の就農状況は?

宮崎県の総農家数・農業就業人口共に年々減少しており、基幹的農業従事者の6割以上が65歳以上と高齢化が進行。一方、県の新規就農者は増加傾向にあり、2017年以降は年間400人を超え、そのうち約半数が農業法人で雇用されて就農しています。農業法人も増加傾向にあり、他産業からの農業参入も増加しています。
宮崎県では3カ月間(UIJターンの場合は最大6カ月)の県内農業法人でのお試し就農が可能です。また、栽培品目や就農希望エリアなどに応じてさまざまな研修制度が用意されており、ミスマッチの少ない就農支援を受けられます。新規就農者のための経営指導なども行っており、金銭面を含めたアドバイスも受けられます。


宮崎県農業就業者数
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宮崎県農業就業者数