国が違えば発想も違う!? 世界のユニーク農法~バングラディッシュ編~

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国が違えば発想も違う!? 世界のユニーク農法~バングラディッシュ編~(3/3)

国が違えば発想も違う!? 世界のユニーク農法~バングラディッシュ編~
最終更新日:2020年02月05日

洪水が多く、土地がたびたび水に浸かってしまうような、おおよそ農業に向いているとは思えない過酷な環境でも、おいしい野菜を育てる方法があります。今回は、水上で野菜を育てるバングラディッシュの「水耕栽培」を取り上げ、その独特の農法を紹介します。

洪水に強い!使い終わった農場は肥料にも

浮遊農場は、「動く畑」でもあります。水の上を引きずることができ、都合のいい場所に移動させることができます。もちろん、柱につなげば勝手に流れて行くことはありません。川の水位が変化しても、農場はそれに合わせて上下するだけでほとんど影響を受けないため、洪水が長引いても食料を得ることが可能です。

洪水のときには、農場が避難所にもなります。さらに、雨季に浸水する地域では、水が引けば浮遊農場が土地の上に広がり、分解されて良質な肥料になります。使い終わった農場は肥料という新たな資産にもなるのです。

温暖化などを背景とした気候パターンの変化により、バングラディッシュでは安定的に農業を営むことがますます難しくなってきています。そんな中、気候変動に対応しやすく、生態系に優しい、経済的にも負担の少ない水耕栽培は、これまで以上に有益な農法となるかもしれません。

<参考>
農林水産省:バングラデシュの農林水産業概況

上記の情報は2018年1月20日現在のものです。

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