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札幌グルメを支える北海道農業 vol.2 こだわりの北海道食材を堪能できる「炭りっち」(2/3)

札幌グルメを支える北海道農業 vol.2 こだわりの北海道食材を堪能できる「炭りっち」

米、野菜、魚など北海道は日本の食糧庫として数多くの食材が生産されています。道産食材を使ったおいしい料理を食べられるお店が「炭焼和酒場 炭りっち」。産地だけでなく、生産者にまでこだわり、新鮮食材を提供し続ける同店でお話をうかがってきました。

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北海道北広島市の生産農家 ほかのレタスとの違いは?

仕入れをする際は炭りっちを運営する株式会社K.A.M rich foodsの社長が直接生産者を訪問し、野菜を見極める

山田さんの畑で栽培されるレタス。丁寧に敷かれたシートが印象的

炭りっちで提供されるレタスは、北海道北広島市の山田農園で生産しています。同園ではマルチという黒いシートで畑を覆う方法を用いて、レタスと土が接触しないように栽培します。シートで覆うことで、雨の泥はねや害虫を防ぐ効果があるそう。害虫がつきにくくなるので、農薬や化学肥料の使用を抑えることができます。生で食べることを前提としたレタスだからこそ、安心・安全にこだわった対策なんだとか。

レタスの生産にはどのような気候が適しているのでしょうか?
レタス栽培において、発芽と生育の適温は15〜20℃がよいとされており、高温と長日で花芽分化するので、低標高地の栽培にはあまり適していないとされています。また、芽が浅いことから通気性、排水性、保水性に優れた土地がレタス栽培にはぴったりです。
2016年度のレタスの出荷量ランキングを見ても、比較的冷涼な気候の土地である長野県が1位であることがそれを証明しています。ちなみにそのデータによると、北海道が9位にランクインしています。山田農園がある北広島市は8月で平均気温が21℃ほど。1年を通して冷涼な気候はまさに、レタス栽培にぴったりの土地だといえるでしょう。
丁寧に手間暇をかけて作られる山田さんのレタス。同店では「元祖!一日分の野菜がとれるMEGAサラダ」(980円)などサラダ類で提供されています。

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