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「おむすび権米衛」のおむすびが大きいワケ【前編】(3/3)

柏木 智帆

ライター:

連載企画:お米ライターが行く!

「おむすび権米衛」のおむすびが大きいワケ【前編】

首都圏を中心に国内43店舗、海外3店舗を展開するおむすび店「おむすび権米衛」は、契約農家直送のお米を店内で炊き上げ1つ1つ手でむすんでいます。その大きさは具も含めて140グラムとコンビニおむすびの1.5倍。この大きさにも象徴されるように、目指すは一貫してお米の消費拡大。立ち上げ当初から農家が再生産可能な一定価格でお米を買い取るなど、生産現場の下支えにも貢献しています。パンやパスタといった輸入小麦による主食の多様化が進むなか、お米の消費を増やして田んぼを守るという強い信念を持っておむすびの販売を拡大し続けています。

福島県のお米農家も応援

契約先の中には、福島県の農家もいます。福島第一原発事故以前から使っていた農家のお米は、原発事故後も放射能検査で問題がないことを確認したうえで使い続けることを決めました。

このことがテレビ番組で取り上げられると、視聴者から大量にメールが届きました。「潰れろ」「殺す気か」などの批判が書かれたものもありましたが、それ以上に多かったのは「がんばれ」といったエールでした。福島のお米を使い続けるという決断は、農家を支えながら日本のお米消費を拡大していくというぶれない目標があるからこそ。契約を切るのは簡単ですが、おむすび権米衛が大切にしているのは農家との信頼関係。震災前年の2010年にオープンした農林水産省店では、同省からの要望を受け、福島県産コシヒカリに切り替えました。現在では8店舗で福島県のお米を常時使っています。

日本食スーパー内にあるおむすび権米衛のニューヨーク店

農家と二人三脚でぶれずに着々と店舗を拡大してきたおむすび権米衛は、1店舗目のオープンから13年後の2012年を皮切りに海外へも乗り出しました。ニューヨークの2店舗に続き、2017年11月にはフランス・パリにも出店。果たしてヨーロッパで日本のおむすびが受け入れられるのでしょうか。【後編】に続きます。

 
【写真提供】
株式会社イワイ(おむすび権米衛)

「おむすび権米衛」のおむすびが大きいワケ【後編】はこちら

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