青汁は野菜不足に効果的なのか?
野菜不足に悩む多くの方が青汁を利用しています。青汁の中には、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
青汁は含まれている成分から判断すると、十分に必要とする野菜に代わる栄養素を取れることがわかります。
最近では、一般的な栄養素以外に世間で話題となっている新しい成分を含んだものが登場しています。より手軽に栄養を摂れる青汁が販売されています。
ただし、青汁だけ飲んでいれば野菜を食べなくてもいいかと言えば、必要な栄養素は足りても食事的に不十分なものとなります。
青汁は健康補助食品ですから、普通に食事をした上で足りない分を補うという役目です。サプリメントを服用するだけでは健康になれないのと一緒です。
青汁のパッケージには、飲むことで摂れる栄養素の内容や量が表示してありますから、表示を目安にして不足していると思われる栄養素を上手に取り入れましょう。
また、多くの人に問題とされるのは青汁の味です。栄養価の高い製品は含まれている植物の含有量が高く、青くささや苦味などが感じられます。
「野菜の王様」と呼ばれるケールは、栄養素だけを見るとほかの青汁をはるかに超えています。
しかし、ケールの味を苦手とする人は多く、どちらかと言うとケールより甘味が感じられる大麦若葉や明日葉などが選ばれる傾向があります。
まずくても栄養補給のために無理に飲んだのは一昔前の話で、製品が豊富に出そろっている現代では、飲んで美味しい青汁が選ばれています。
青汁を飲むベストなタイミングは?
青汁は薬ではなく健康飲料なので、好きなタイミングで飲むことができます。
多いのは、朝食や昼食を食べる際に食事と一緒に飲む人です。青汁の風味は緑茶や抹茶とよく似ていることからお茶代わりに飲む人もいます。
とくに食後にお茶を飲む習慣のある人は、お茶から青汁に移行するのは比較的簡単でしょう。
青汁の味が気になるせいか、水にとかして健康ドリンクとして飲むという人は意外に少なく、牛乳や豆乳などにまぜて飲んでいるという意見を聞きます。
豆乳も種類が増えてきていますから、コーヒー味の豆乳などにまぜると味が気にならなくなります。
青汁の舌ざわりを気にする人も多く、飲み物に入れる以外に舌ざわりが気にならなくなる料理に使われることもあります。
飲料メーカーは、飲み物として青汁を提供する以外に料理用として使える青汁を開発しています。
便秘ぎみな人は、朝早く青汁ドリンクを飲むことでお通じが良くなります。とくに乳酸菌が含まれている青汁であれば整腸作用がありますから、便秘の改善効果は高くなるでしょう。
また、寝る前に青汁をホットミルクに入れることで抹茶オレのようなやさしい風味の飲み物になります。ほんのりとした甘さのある抹茶オレが、冷えた身体を温めてくれます。
青汁は食べすぎを防いでくれる?
青汁は食べすぎを直接防ぐというものではありませんが、毎日定期的に飲むことで食事に気をつけるようになるのではないでしょうか?
野菜不足について考えるようになると、自然に肉や魚などのほかの食材のバランスについても気になることがあります。
食事をする際に、野菜から食べるようにすると血糖値が上がりにくくなると言われます。青汁にも同様の成分が含まれているため、食事の前に飲むと空腹感をおさえられます。
青汁には食物繊維が豊富に含まれていますから、腹持ちが良いという特徴があります。食事をする前に青汁を飲んでおけば、食事の量を減らすことができるでしょう。
青汁はダイエットなどにも利用されることの多い飲料です。一食分の食事を青汁に置き換えれば、一日の摂取カロリーを減らすことができます。
また、青汁の自然な味に慣れることで、甘いものがほしくなくなります。おやつなどで甘いお菓子が食べたくなるのは、砂糖中毒に陥っているせいかもしれません。
砂糖には中毒性がありますから、砂糖を断つことで間食の機会が減れば自然にダイエットにつながるでしょう。
青汁の美味しい飲み方は?
青汁の味が苦手な人は、牛乳や豆乳などにまぜて飲んでいます。牛乳や豆乳を加えることで、抹茶オレのように甘味が増して飲みやすくなります。
青汁に果物を加えてミキサーにかけ、スムージーのようにして飲むのもおすすめです。
青汁は緑の色といい、抹茶にとてもよく似ていますから、抹茶代わりに料理に使うことができます。
抹茶に比べれば価格がリーズナブルなので、お手軽に抹茶のドリンクやスイーツを楽しみたいという方が利用しています。
青汁を飲み物や料理などに入れる際に重要なのは、とけやすさです。
飲料メーカーは専用のシェーカーなどを付けて飲み物などにとかしやすくなるように工夫していますが、いちいちシェーカーを使って粉末をとくのは面倒です。
メーカーにより料理へのとけやすさに差がありますから、すぐにとけてダマにならないものがおすすめです。
青汁を飲み物にとかす際に気をつけたいことですが、とけやすさを気にするあまり熱いお湯に入れるとまざりやすくはなりますが、ビタミンCなどの栄養素が壊れてしまうことがあります。
ぬるめのお湯でとかした方が良いということになりますから、できるだけとけやすい青汁を選ぶことが大切です。
青汁を使ったレシピは?
青汁は、いろんな料理に利用することができます。幅広い用途で使ってもらおうと、飲料メーカーではさまざまな青汁を使ったレシピを提案しています。
手軽にドリンクやスープなどにまぜる飲み方から、パンや料理の材料に使う本格的なものまでレシピがそろっています。
ネット上にも青汁を使ったレシピがたくさん公開されていますから、美味しい料理にアレンジして使うことができます。
青汁を料理に使う際には、スティック状に小分けされているものが便利です。
スティックタイプのものは1本のグラム数が決まっていますから、分量を量ることなく手軽に料理に使えます。
飲み物に簡単にまぜることができるのはもちろん、アイスクリームやプリンなどのデザートに振りかけても美味しくいただけます。
カレーやシチューなどに、青汁を隠し味として少量加えることも可能です。
パンの中に練りこめば抹茶パンのような見た目になることから、抹茶関連のレシピと並んで取り上げられています。
野菜嫌いの子供は、料理に入れると苦手な野菜だけ取り除いて食べたりしますが、青汁の場合は気づかれずに食べさせることができそうです。
アイデアしだいで青汁を野菜と同じように使うことができるでしょう。
まとめ
野菜不足の人にとって栄養が豊富な青汁は、健康のサポートになります。いろんな飲料メーカーが独自のブレンドで飲みやすい青汁を販売していますから、飲み比べてみてください。
青汁は薬ではないので即効性はなく、飲み続けることで体調に変化が現れます。飲み物に入れるだけだと味に飽きてしまいますけど、毎日料理に利用することでバリエーションが増えます。
飲料メーカーのサイトにも、美味しそうな青汁レシピが公開されていますから参考にするとよいでしょう。