大規模農業の労働力対策に外国人雇用!居心地の良さと口コミで採用拡大【外国人雇用について考える第20回】|マイナビ農業

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大規模農業の労働力対策に外国人雇用!居心地の良さと口コミで採用拡大【外国人雇用について考える第20回】

連載企画:外国人雇用について考える

大規模農業の労働力対策に外国人雇用!居心地の良さと口コミで採用拡大【外国人雇用について考える第20回】

雇用のきっかけや、期待と実態、そして感想など、企業の本音をマイナビグローバルの代表取締役社長である杠元樹が聞く対談シリーズの第二回。
北海道で酪農を営む株式会社サンクローバーの菅原達夫(すがわら・たつお)さんにお話を聞きました。

サンクローバーには約1000頭の牛がいるため、搾乳は1回で約4時間。朝夕2回で合計8時間もかかります。必要不可欠な搾乳にかかる人手確保への対策が、外国人労働者の受け入れです。今では完全に外国人労働者たちによって搾乳が行われるとのこと。受け入れのきっかけや、採用が広がっていくという、その実態について対談しました。

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菅原 ​達夫 さん

株式会社サンクローバー代表取締役。5戸の酪農家が集い、2015年に法人化。
もともと約700規模だった飼養頭数を精力的に増やし、現在では約1000頭。業務を「搾乳」「ストール」「ホスピタル」「哺育」の4部門に分け、作業の効率化を図っていることも特徴。創業時から外国人技能実習生がおり、現在では中国人15名・ベトナム人4名が働いている。

杠 元樹

マイナビグローバル代表取締役社長。

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経営規模拡大から外国人労働者の受入数も増加

前身から外国人労働者の受入を始めたサンクローバー

杠:まず外国人採用を始めたきっかけを教えてもらえますか?

菅原:きっかけは先代社長です。サンクローバーはもともと、私も含めて5つの酪農家が集まって設立しました。先代社長もその1人で、もともと中国人の技能実習生を受け入れていたのです。そこでサンクローバーを設立後も、受け入れを続けたことがきっかけでした。

杠:もともと集まった5戸のうち、他の4戸に外国人労働者はいなかったそうですが、受け入れに抵抗感を覚えた方はいませんでしたか?

菅原:いなかったですよ。素直で真面目に働いてくれましたから、むしろ印象も良かったです。そこから、牛の飼養頭数を増やすにつれて、さらに外国人労働者の受け入れを増やしていきましたね。

杠:今は、どれくらいまで増えたのですか?

菅原:今では19名です。中国人が15名、そのうち特定技能が1名、残りの14名は技能実習生です。その他にベトナム人が4名いて、特定技能が2名、就労ビザ(技術)が2名です。

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外国人労働者たちが大事な戦力として活躍

杠:御社は、食堂を設けるなど従業員の福利厚生もしっかりされているので、日本人の採用には苦労しない印象を受けましたが、あえて外国人労働者の受け入れを増やした理由はなぜでしょうか?

菅原:やはり採用には苦労していますよ。しかし、応募者を増やしたくて外国人労働者へ目を向けたというよりは、仕事内容が理由ですね。サンクローバーでは搾乳にロータリーパーラーを使用していますが、1000頭近くの牛がいますから朝夕2回の作業だけで8時間かかります。単純作業は日本人には敬遠されがちで人気がないため、外国人労働者の力を借りています。今では搾乳はすべて外国人だけで行っています。

杠:仕事を回す上で、外国人労働者たちが本当に大事な戦力になっているということですね。

菅原:そうですね。もしいなくなったら、うちの牧場は廃業しなければならないほどです(笑)

技能実習生たちの業務の幅には注意が必要

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