マイナビ農業TOP > 農業ニュース > 害虫・野菜の病気 をAIで無料診断!病害虫診断アプリ「EXPESTS(エクスペスツ)」の特徴と活用事例

タイアップ

害虫・野菜の病気 をAIで無料診断!病害虫診断アプリ「EXPESTS(エクスペスツ)」の特徴と活用事例

害虫・野菜の病気 をAIで無料診断!病害虫診断アプリ「EXPESTS(エクスペスツ)」の特徴と活用事例

農業をしていると「葉っぱに異変があるけれど、これは病気なのか?害虫なのか?」「見たことのない症状だけど調べ方が分からない」と悩む場面は少なくありません。検索で調べても似た写真が多く、どの情報が正しいのか判断がつかずに時間ばかりかかってしまうこともあります。専門機関に相談する方法もありますが、忙しい作業の合間に検体を持ち込むのは手間がかかります。

そんなときに役立つのが、無料で使える病害虫診断アプリ「EXPESTS(以下、エクスペスツ)」です。写真を撮ってアップロードするだけでAIによる診断結果が表示され、さらに有効な農薬の候補まで提案してくれるのが大きな特徴。加えて会員登録をすると、診断履歴の保存や農薬検索機能が使えるため、日々の栽培管理や再発防止に役立ちます。この記事では、エクスペスツの基本機能や便利な会員特典、さらに実際に利用した人の声まで詳しく紹介します。

twitter twitter twitter twitter
URLをコピー

害虫・野菜の病気 を調べるのは難しい?

病害虫の種類は多く、判別は初心者にとって困難

作物の病害虫は種類が非常に多く、同じように葉が黄色くなったり斑点が出たりしても、その原因は細菌、カビ、ウイルス、あるいは昆虫による食害など多岐にわたります。例えばトマトの葉に現れる症状は、斑点細菌病、灰色かび病、モザイク病といった複数の可能性があり、見た目だけで特定するのは非常に難しいのが現実です。
そして原因が異なれば必要な農薬や防除方法も大きく変わるため、正しい診断を行うことが被害拡大を防ぎ、適切な対策につなげる上で欠かせません。

経験豊富な農家や専門家であればある程度判断できますが、初心者や新規就農者にとってはその違いを見極めることは容易ではありません。間違った判断をしてしまうと、適切でない農薬を使用して効果が出なかったり、作物をさらに弱らせてしまったりするリスクもあります。このように、病害虫の種類の多さと症状の複雑さが、判別の大きなハードルとなっています。

検索では正確な情報にたどり着きにくい

作物の葉に異常を見つけたとき、多くの方はまずインターネットで検索するのではないでしょうか。確かに検索すれば類似の症状を紹介している記事や画像がたくさん出てきますが、それが本当に自分の圃場で発生している病害虫と一致しているのかを判断するのは難しいものです。さらに、記事によって情報の質にばらつきがあり、古い情報や地域性を考慮していない内容も散見されます。

そのため、初心者が検索だけで正しい答えにたどり着くのは容易ではありません。また、情報量が膨大なために調べているうちに時間が過ぎてしまい、対策が遅れて被害が拡大してしまうケースもあります。このように検索エンジンは便利な一方で、農業現場で必要とされるスピードと正確性を両立させるのは難しいと言えるでしょう。

専門機関に相談できるが、手間や時間がかかる

確実な方法として、各都道府県に設置されている病害虫防除所や農業改良普及センターなどの専門機関に相談する手段があります。これらの機関には専門知識を持つ職員が在籍しており、持ち込まれたサンプルを調べて原因を特定したり、防除方法を提案してくれたりします。

正しい診断を受けられる点では非常に心強い存在ですが、実際に利用するには電話での事前相談や現物の持ち込みが必要で、圃場から離れた場所まで移動しなければならないことも少なくありません。

農繁期には一日中農作業に追われることも多く、移動や手続きに時間を割くのは大きな負担となります。そのため「確実性はあるが、すぐに行動に移せない」というジレンマが生じてしまい、実際にはなかなか利用できていないという声も聞かれます。

求められているのは「正しい診断」と「次の行動」

農業現場で本当に必要とされているのは、病害虫の名前を特定すること自体ではなく、その後に「何をすればよいか」という具体的な行動指針です。例えば「うどんこ病」と診断されたならば、どの農薬を使うべきか、どのタイミングで散布するべきかといった情報がすぐに欲しいのが実情です。

正しい診断に加えて、その診断結果に基づく具体的な対策が提示されれば、迷わず次の一手を打つことができます。特に経験の浅い農家やパート従業員にとっては、判断に迷う時間が減り、迅速な対応が可能になります。

このように「診断結果」と「次のアクション」をセットで提供できる仕組みが求められます。こうしたニーズに応えるのが、農業現場で本当に役立つ支援ツールです。

病害虫診断アプリEXPESTSとは?

害虫・病気をAIで診断できる

エクスペスツは、住友化学が提供する農業関連の総合情報サービス「つなあぐ」上のアプリのひとつで、水田や畑で発生した害虫・病気をAIで診断できるスマホアプリです。住友化学は「つなあぐ」を通じて農業現場で役立つ複数のアプリを提供しており、そのなかでエクスペスツは病害虫の名称が分からないという悩みをスピーディに解決するツールになっています。

写真を撮るだけでAIが候補を提示

使い方はシンプルで、圃場で撮影した葉の病斑や害虫の写真(または端末内の保存画像)を読み込むと、AIが素早く該当する病害虫名の候補を表示します。診断結果は確率の高い順に並び、病害虫に関する情報へのリンクも用意されているため、その場で原因の当たりをつけやすい設計です。

専門知識がなくても、写真を撮るだけで病害虫の候補が表示されるため、原因特定まで最短ルートで進める点が特徴で、現場での初動対応のスピードが向上します。

診断結果に基づき有効な農薬を一覧表示、購入まで可能

エクスペスツの強みは、病害虫の特定だけで終わらず「次にどうするか」までつながる点です。AIが提示した診断結果に基づき、その害虫・病気に有効な農薬を一覧で表示。各農薬の登録情報も確認できます。必要に応じて連携する農業資材のECサイトにそのままアクセスして購入手続きに進めます。

つなあぐ会員登録でさらに便利に!

つなあぐ会員登録で広がる活用シーン

エクスペスツは、十分役立つアプリですが、無料のつなあぐ会員に登録することで利便性が大きく広がります。基本機能としては、撮影した写真を基にAIが害虫や病気を判定し、その診断結果に基づいて有効な農薬を提示する仕組みが備わっています。これにより「病害虫の名前が分かったけれど、次に何をすればいいのか分からない」という不安が軽減されます。

ただし、本当に便利なのはここから先で、つなあぐ会員になることで診断履歴を保存して振り返ることができ、さらには診断結果とは別に任意の条件で農薬を検索できる機能が利用可能になります。つまり、単なるその場しのぎの診断ではなく継続的に管理できるツールへと進化するのが、つなあぐ会員登録による大きなメリットです。

診断履歴の保存で再発防止と振り返りがしやすい

つなあぐ会員登録の特典のひとつが診断履歴の保存機能です。これは過去にエクスペスで調べた診断結果を自動的に記録できる仕組みで、「いつ、どの作物で、どんな病害虫が発生したか」を時系列で振り返ることが可能になります。

農繁期の中では、つい記録を忘れてしまったり、紙のメモが散逸してしまったりすることも多いですが、アプリに履歴が残ることでその心配がなくなります。特に再発が多い病害虫の把握や、翌作での予防策の検討に役立ちますし、複数の圃場を管理している農家や農業法人にとっても、情報共有や担当者の引き継ぎがスムーズになる点は大きな利点です。

診断した瞬間だけでなく、その後の管理や再発防止に活用できるのが、診断履歴の保存機能の魅力でしょう。

様々な条件から農薬検索が可能

エクスペスツの基本機能では、診断結果に応じて有効な農薬を提示してくれますが、つなあぐ会員特典である農薬検索は少し違います。農薬検索では、様々な条件からユーザー自身が任意の作物と病害虫を選び、その組み合わせに対して登録のある農薬を探せます。さらに、使用方法や使用時期、系統などの条件で絞り込みもできるため、自分の栽培環境や作業スケジュールに合わせた農薬選定が可能です。

例えば「この作物に使える農薬を一覧で見たい」「系統から絞り込みたい」といったニーズに応えてくれるのがこの機能です。現場で迷ったときに事前に調べられるのはもちろん、資材購入サイトにもスムーズにアクセスできるので、情報収集から農薬手配までを効率的に行うことができます。
※別途、購入サイトの会員登録が必要です。

つなあぐ会員になることで診断アプリから栽培管理のパートナーへ

基本機能の診断は気軽に使えて便利ですが、つなあぐ会員登録をすればエクスペスツは単なる診断アプリにとどまらず、栽培管理のパートナーへと進化します。診断結果は即時に役立ちますが、それを記録として蓄積し、過去の傾向から再発防止に活かせるのはつなあぐ会員機能ならではの強みです。

さらに農薬検索によって診断の有無にかかわらず必要な農薬情報を探せるため、計画的な病害虫対策にもつなげられます。つまり、会員になることで今困っている症状に対応できるだけでなく、将来の病害虫発生に備える体制が整うのです。農業は日々の積み重ねと準備が成果を左右します。その点で、会員登録によって手に入る追加機能は、現場での安心感や効率性を高めてくれる頼もしいサポーターになるでしょう。

エクスペスツの詳細はこちら

利用者の事例をまとめて紹介

栃木県のトマト農家の事例

関連記事
ラクに農薬を選べる機能もついて、活用シーンがさらに増加! 若手のトマト農家が病害虫診断アプリ「EXPESTS」を体験
ラクに農薬を選べる機能もついて、活用シーンがさらに増加! 若手のトマト農家が病害虫診断アプリ「EXPESTS」を体験
本記事にご登場いただくのは、栃木県内でトマトを生産している2人の若手農家さん。「エクスペスツ」を試用した感想を語っていただくとともに、栽培におけるこだわりや地域の農業にかける思い、今後の展望をお話いただきました。

栃木県のトマト農家に、病害虫の発生に迅速に対応するためにエクスペスツがどのように役立つのか使用感を伺いました。これまで繁忙期には確認作業が遅れて防除が後手に回ることもありましたが、圃場でパートスタッフが異常を見つけた際にアプリを使えば、その場で病害虫名を特定できるため、防除作業を早期に始められます。

経験の浅い生産者にとっても、診断機能が現場判断をサポートする役割を果たしており、知識の習得や教育の場面でも有効に活用されます。さらに、診断履歴や農薬検索といった会員特典機能によって、過去の発生状況の振り返りや使用条件に合った農薬の選定が可能になり、日々の作業効率化にもつながる点が注目されています。

東京都の有機野菜農家の事例

関連記事
農業に挑む人を応援する、病害虫診断アプリ「EXPESTS(エクスペスツ)」の可能性は? 野菜の魅力を伝える若手農家がアプリを体験
農業に挑む人を応援する、病害虫診断アプリ「EXPESTS(エクスペスツ)」の可能性は? 野菜の魅力を伝える若手農家がアプリを体験
「エクスペスツ」を試用した「東京繁昌農園」の繁昌知洋さんは、「新規就農者や家庭菜園のビギナーは特に、病害虫について調べる機会が多いもの。『エクスペスツ』は、彼らのニーズに応えるアプリだと思います」と感想を語りました。

東京都で多品目の野菜を有機栽培している農家では、就農当初、病害虫の名前が分からず対処が遅れることが課題でした。検索では的確な情報が見つからず、公的機関に相談するには時間や手間がかかっていたといいます。

そこで試用したエクスペスツでは、病害虫の写真を投稿するだけで可能性の高い候補が一覧表示され、結果がすぐに把握できることを実感しました。操作もシンプルで、診断から関連情報へのアクセスが容易な点が評価されています。

これらの事例から分かるように、エクスペスツは新規就農者や家庭菜園の初心者にとって使いやすいだけでなく、栽培規模を拡大している農家や法人経営の現場でも役立ちます。初心者から大規模農家まで幅広く活用できることが、このアプリの大きな強みといえるでしょう。

エクスペスツの詳細はこちら

EXPESTSをおすすめしたい方

EXPESTSをおすすめしたい方
  • 新規就農者・経験の浅い方
  • 農業法人のパート従業員・現場スタッフ
  • 農業高校・大学校の学生

エクスペスツは、農業の経験を問わず幅広い方におすすめできる病害虫診断アプリです。新規就農者や経験の浅い方には、見慣れない症状をスマホで撮影するだけでAIが診断し、有効な農薬をすぐに確認できるため、初動対応をスピーディに行えます。農業法人の現場スタッフにとっては、誰でも同じ基準で診断・記録ができ、チームでの情報共有や引き継ぎがスムーズに。さらに教育現場では、観察・仮説・検証・対策という学びのプロセスを実践的に学べる教材ツールとしても活用できます。このようにエクスペスツは、初心者からベテランまで、正確な判断と効率的な栽培管理を目指すすべての方におすすめです。

まとめ

農業では害虫や作物の病気を早く正確に見極めることが大切ですが、自己判断や検索だけでは限界があります。病害虫診断アプリのエクスペスツは、写真を撮るだけで診断と有効な農薬提示ができる頼れるツールです。

さらに無料の会員登録で診断履歴や農薬検索が使え、日々の管理や再発防止にも役立ちます。まずは基本機能の診断を試し、つなあぐ会員登録で一歩進んだ栽培管理に活かしてみてください。

エクスペスツの詳細はこちら

タイアップ

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • Hatena
  • URLをコピー

関連記事

あなたへのおすすめ

タイアップ企画