5月後半に相場感が変わる:ばれいしょ・たまねぎ
ばれいしょ・たまねぎは、5月前半は平年を上回る水準で推移するものの、5月後半から平年並みの価格に戻る見通しです。一方で、さといもは5月を通して平年を上回る価格の見通しとなっています。主な要因は以下のとおりです。
ばれいしょ(5月後半)
長崎県産の生育は概ね順調ですが、鹿児島県産は冬季の降雪の影響で生育が遅れています。このため、5月前半は出荷数量がやや平年を下回る見込みです。一方で、5月後半は出荷数量が平年並みに回復する見通しとなっており、価格も平年並みに戻るとみられます。
たまねぎ(5月後半)
佐賀県産と兵庫県産の生育は概ね順調です。北海道産の出荷数量が減少しているものの、産地の切り替えが進むことで、5月後半は出荷数量が平年並みに回復する見込みです。これに伴い、価格も平年並みに戻るとみられます。
さといも
千葉県産・埼玉県産は生育概ね順調ですが、次期作の作業をしながらの出荷となっています。加えて産地の作付面積の減少もあり、5月の出荷数量はやや平年を下回る見込みです。このため、価格は平年をやや上回る見通しです。
- ばれいしょ…長崎(45%)、鹿児島(37%)
- たまねぎ…佐賀(54%)、北海道(16%)、兵庫(12%)
- さといも…千葉(47%)、埼玉(27%)
5月後半より平年を下回る見通し:にんじん
はくさい・キャベツ・ねぎ・レタスの価格が落ち着いた見通しで推移する中、5月後半からは、にんじんも平年を下回る見通しが示されています。主な要因は以下のとおりです。
はくさい
主産地の茨城県産は、2月下旬以降の降雨と気温上昇で生育は順調に推移しています。後段産地の出荷も見込まれ、全体として出荷数量はやや平年を上回る見込みのため、価格は平年を下回る見通しです。
キャベツ
主産地では1月の少雨と低温で生育が遅れていましたが、その後の降雨と気温上昇で回復しています、全体として出荷数量はやや平年を上回る見込みのため、価格は平年を下回る見通しです。
ねぎ
茨城県産・千葉県産は、適度な降雨と気温上昇で生育は順調に推移しており、潤沢な出荷が続く見込みです。このため、価格は平年を下回る見通しです。
レタス
気温上昇の影響で生育が前進傾向となっています。茨城県産から切り替わる長野県産・群馬県産も出荷が前進傾向となっており、全体として出荷数量は平年を上回る見込みのため、価格は平年を下回る見通しです。
にんじん(5月後半)
適度な降雨と気温上昇により、徳島県産に加え千葉県産の出荷が増加します。特に千葉県産は肥大が順調で、5月中下旬から本格的な出荷が見込まれている。全体として、5月後半は出荷数量がやや平年を上回り、価格が平年を下回る見通しです。
- はくさい…茨城(91%)
- キャベツ…千葉(37%)、神奈川(25%)、愛知(23%)
- ねぎ…千葉(53%)、茨城(21%)、埼玉(6%)
- レタス…長野(39%)、群馬(33%)、茨城(20%)
- にんじん…徳島(59%)、千葉(27%)
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