買ったトウモロコシの粒からでも育てられる!
私がトウモロコシの粒から育てたきっかけは「トウモロコシの種=粒だから、トウモロコシの粒を植えたら発芽するかもしれない」という興味で植えてみたことです。
発芽さえ成功すれば、後は市販の種から育てるのと栽培方法は同じですし、種から育てるよりもちょっと特別でより栽培の楽しみが増すのが魅力です。
スーパーで買ったトウモロコシを植えて育てる方法
栽培時期
3月下旬から7月上旬くらいまでに種をまき、約90日で収穫できます。
用意するもの
- 買ったトウモロコシ
- 排水溝ネット
- ポリポット2.5号
- 野菜用培養土(地植えなら少し、プランター栽培なら14リットル)
- 黒マルチ(なくても可)
- 化成肥料((8:8:8)
- プランターで育てる場合は65型プランター
- プランターで育てる場合は液体肥料
- 不織布
- ハサミ
手順
1. 買ってきたトウモロコシを3等分くらいに切ります。

2. 切ったトウモロコシを排水溝ネットに入れて、雨の当たらない風通しの良い場所に干します。気温にもよりますが目安は1~2週間程度です。トウモロコシが乾燥していれば大丈夫です。

3. 干したトウモロコシを1粒ずつ取ります。


4. ポリポットに野菜用培養土を入れて、5粒まいて土をかぶせます。

5. 10日~2週間程度で発芽します。

6. 本葉が3~4枚になったら植え替えます。2株以上植える場合は株間30センチです。プランターも同様です。植え替えるときに一番育っている苗を1本だけ残して他は全て間引きをします。


7. 倒れないように支柱を立てます。

8. 草丈が30~50センチになったら追肥をします。トウモロコシは肥料が好きなので、一握り分の化成肥料を追肥します。目安は1株あたり30~50グラムです。プランターの場合はプランターの縁に追肥をし、2週間おきに追肥をするか、毎週液体肥料を与えます。

9. 追肥をしたら、株が倒れないように土寄せをします。

10. 雄穂が出てきたらもう一度追肥をします。施肥量は先ほどと同じで1株あたり30~50グラムです。追肥をしたら株が倒れないように土寄せをします。

トウモロコシの雄穂


11. 雌穂の絹糸が出てくるころには、雄穂の花が咲いているので、雄穂を切って、雌穂の絹糸に花粉をつけて人工授粉します。雌穂は3カ所くらいから出てきますが、人工授粉するのは一番上にある雌穂だけで大丈夫です。


12. 雌穂はこのように1株につき3個くらいできますが、人工授粉した1番上の雌穂だけを残して、他の雌穂は全て取ります。


13. この取った雌穂がヤングコーン(ベビーコーン)ですので、食べることができます。

14. アワノメイガの被害を防ぐため、雌穂全体に不織布をかぶせておきます。

15. 株元から分げつ枝が出てきた場合はそのままにしておきます。そうすることで株の傾倒を防ぎます。

主茎の根元付近から発生しているのが「分げつ枝」
16. 受粉後20~25日経過し、絹糸の部分が茶色くなったら収獲です。ちゃんとできているか不安な場合はトウモロコシの皮を少しだけめくってみて、トウモロコシができているか確認すると確実です。反対側に折れば収穫できます。私は中をのぞいてみてトウモロコシができていたので受粉後19日目に収穫しました。種をまいてからは86日目での収穫です。



上手に育てるための注意点
種は多めにまこう
スーパーで買ってきたトウモロコシを発芽させる場合は、発芽率が100%ではないので、多めにまいたほうがいいでしょう。私の時は10粒中3粒しか発芽しなかったので発芽率は30%でした。気温や乾燥具合にもよりますが、最低でも1カ所に5粒以上は種をまくようにしましょう。
アワノメイガ対策を必ずしよう
トウモロコシ栽培の最大の難しさはアワノメイガの被害です。
雌穂についた花粉の香りにつられてくるのか、そのままにしておくとアワノメイガが産卵してしまい、最悪の場合トウモロコシの実の中に幼虫が入り込んで食害されてしまいます。それを防ぐためにも受粉が終わった雄穂は処分し、雌穂には不織布をかぶせてアワノメイガの侵入を防ぎましょう。
肥料をしっかり与えよう
トウモロコシは肥料が好きな植物です。しっかりと株を大きくすることで立派なトウモロコシができます。他の夏野菜ですと1株あたり10グラム程度の施肥ですが、トウモロコシは1株あたり30~50グラム施肥しましょう。
食べてみた感想
ヤングコーン(ベビーコーン)はバターしょうゆで炒めたり、八宝菜に入れたりして食べるとおいしいです。またヤングコーンについている絹糸も素揚げにして食べることができます。絹糸を初めて食べましたがとても甘くておいしかったです。育てた方しか食べることができませんので、ぜひこの機会に食べてみてください。
トウモロコシも甘くておいしかったです。採れたての場合は茹でずに生で食べてもおいしいですよ。


まとめ
トウモロコシは防虫対策をしっかりすれば、そこまで難しくありません。トウモロコシの絹糸や採れたてのトウモロコシを味わうことができるのは育てた人の特権です。気温が高い季節ですとさらに短い期間(約2カ月程度)で収穫できますので、この機会にぜひ挑戦してみてくださいね。
「YouTubeでわかる! スーパーで買った野菜・果物で家庭菜園」(マイナビ出版)


















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