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糖度 8 度の極上トマトを守り抜く鉄壁の防虫管理!理系農家が信頼する切り札「ダブルシューターSE」

糖度 8 度の極上トマトを守り抜く鉄壁の防虫管理!理系農家が信頼する切り札「ダブルシューターSE」

「ひとりじゃない。仲間がいるからここまで頑張れた」
こう語るのは、祖父の代から農業を営む金子佳晃さん、38歳。両親と姉、7人のパートタイマーの11人体制で、トマト専業農家を営んでいます。
誰もが“ひと味違う甘さ”を実感する糖度8度という高糖度、高品質なトマトの栽培について、金子流の栽培のノウハウの裏側から薬剤の使い方、さらには金子さん自身の“トマト愛”まで、話を聞きました。

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転機となった師匠との出会いと仲間の大切さ

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取材陣が『虫一匹いない』と驚くほど、美しく整然と保たれたハウス内

【トマト生産量・全国3位を牽引する農業王国、豊橋】
温暖な気候と豊川用水の恩恵を受ける豊橋市。トマト生産量全国3位を誇る愛知県の主力産地として、高度な施設園芸によるトマト栽培が非常に盛んです。露地でのキャベツ栽培や、日本一の次郎柿など、多彩で高品質な作物を生み出し続ける一大農業拠点です。

豊橋市の市街地から車で15分ほど。黒い防虫ネットが張られた一際大きなハウスが目を引きます。このハウスを建てた13年前に、「2代目トマト農家」としてスタートを切った金子さん。30アール1棟と10アール2棟の、合わせて50アールのハウスで、平均糖度8度を狙う、高糖度トマト「麗旬」を育てています。父親から正式に事業を引き継いだのは2025年の年末で、経営者としてはまだ半年ほどです。

もっとも金子さんは、初めから農業を志していたわけではありません。高校卒業後、自動車整備士の免許を取るために大学へ進学。輸入車を扱う会社に整備士として就職します。しかしその年に起こったリーマンショック。さらに東日本大震災と続き、車の販売が急激に冷え込み、業界は未曾有の状況に陥りました。そこで父が営んでいた農業の道へと舵を切ります。
最初の1年間は父と働き、その間に知り合った農協の職員から「一度外に出た方が良い」と背中を押され、地域の農業をリードする先駆的なトマト農家に弟子入りし、1年間みっちりと教えを請うことになったのです。

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数字に基づく論理的な栽培管理や、機械の扱いに長ける金子さん。事務室には、趣味として大切に育てている多肉植物が数多く飾られていた。

金子さん

「師匠との出会いのおかげで、今の自分があると言っても過言ではありません。トマト栽培の技術はもちろんですが、それ以上に農業に向き合うマインドの部分で多くを学びました。『農家一人でいくら頑張っても、できることは限られる。だからこそ仲間が大切だ』と師匠。誰とでもコミュニケーションを取り、常に情報交換を欠かさない。さらに、誰よりも早く最新のシステムを導入する。何に対しても積極的で、いつも人の輪の中心にいるような方です。この1年間の修行が、大きな転機になり、トマト農家としてやっていく覚悟ができました」。

師匠から学んだ「仲間の大切さ」と前向きな姿勢は、独立した現在の金子さんにもしっかりと受け継がれています。現在も高糖度トマトを作る20軒以上の農家と交流を図っており、その中でも経営や人材、栽培管理のことまで深く話せる仲間が4〜5人いるといいます。
また、『道具を大切にし、どこに何があるかすべて頭で把握しておく』という整備士時代に培った習慣。この細部まで管理を徹底する姿勢が、ハウス内のわずかな変化の見落としを防ぎ、病害虫を寄せ付けないクリーンな環境づくりへとつながっています。

最大の敵「コナジラミ」を迎え撃つ多層的防御

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耐病性が高く、実がしっかりとして非常に硬いため、完熟まで待って収穫、輸送できるのが特徴

この13年間で、金子さんがもっとも手を焼いてきた相手が“コナジラミ”です。これは金子さんに限らず、この地域のトマト農家共通の課題でもありました。これまでの最大の被害は、ハウスを建てた13年前のこと。隣に放置されたハウスで大量発生したコナジラミが飛来し、毎週薬剤散布をしても追いつかず、コナジラミが媒介する黄化葉巻病で苗が壊滅状態となり、ついには全面植え替えを余儀なくされました。

金子さん

「コナジラミの絶対数が多すぎて、どうにも手に負えず、それならいっそ植え替えてしまおうと。原因は、隣接する高齢者オーナーが放棄したハウスでした。管理もできず、取り壊す費用もなかったことから放置されていたのです。その後数年間は悩まされましたが、周囲の農家とともに撤去を求めて壊してもらうと、コナジラミは嘘のように少なくなりました。周辺の環境管理がいかに重要か身をもって知りました」。

この経験から、金子さんは多層的な防御体系を築き上げていきます。まず、品種選びの段階で、コナジラミが媒介する黄化葉巻病に耐病性を持つ「麗旬」にすべて切り替えました。さらに物理的な防除として、薬剤散布前の「下葉切り」を徹底しています。成長したトマトの株を縦に『上・中・下』の3ブロックに分け、卵や幼虫が潜みやすい一番下の古い葉を切り落とします。切り取った葉はハウス外へ搬出し、確実に処分して発生源を断つのです。

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イエローガードの効果も大きい。コナジラミの習性を活かした対策だ

金子さん

「成虫をやっつけても、また幼虫が成虫になります。薬剤散布しても1週間もすればまた飛んでいる。いたちごっこになってしまうために、卵の段階から断つ、というわけです」。

加えて、ハウス内には黄色い粘着テープ「イエローガード」を常設。黄色に寄る習性があるコナジラミを物理的に捕えます。また、ハウスのサイドには黒い防虫ネット「クロスブラック」を張り巡らせています。コナジラミは黒色を認識できないため、真っ黒な壁で、「この先には何もない」と思わせる作戦です。さらにハウス外の環境も重要なため、周辺の道路沿いにもイエローガードを設置し、そもそも外でコナジラミを増やさない「最前線」での防御を行っています。

ダブルシューターSE を継続使用する理由

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「ダブルシューターSE」。コナジラミ類の全ステージ(卵・幼虫・成虫)に有効。幅広い害虫への効果に加え、有機栽培でも使用できる利便性を備える。

消毒に関しても、季節ごとに細かく調整を行う、金子さんならではのノウハウがあります。8月のお盆明けの定植から10月上旬までは週に1度、その後は2週間に1度行い、コナジラミがあまり湧かない12〜2月の厳寒期には3週間に1度というペースです。農薬の選定では「効果があるかないか」をまず重視し、次に「系統」を見ます。同じグループの薬剤を続けて使うと耐性がついてしまうため、別系統で常に回していきます。
また、「使用中」「検討中」「中断」の3つに分類した自作の薬剤リストを毎年更新し、現在は吸汁害虫用とネオニコチノイド系を主体に、気門封鎖剤を組み込んだ防除体系を組んでいます。
このように農薬に対してシビアな目を持つ金子さんが、上市翌年の2019年ごろから現在まで、約8年もの長きにわたり使い続けているのが「ダブルシューターSE」です。数ある農薬の中で定着した理由は明快でした。「コナジラミの卵、幼虫、成虫の全ステージに対して効果があり、他の害虫にも幅広く登録があるからです」 薬剤の効力をより重視する金子さんにとって、その守備範囲の広さは魅力的だったといいます。

『ダブルシューターSEは、スピノサドと脂肪酸グリセリドを組み合わせた混合剤です。脂肪酸グリセリドには殺虫成分の働きを増強する作用があり、この相乗効果によって、スピノサド単体では難しかった虫にも効果が拡がり、幅広い登録を取ることができました。薬剤が効きにくくなった一部の害虫にもしっかり効果を発揮する点も大きな特長です』と開発の経緯を語るのは、サンケイ化学の担当者、笹部繁さんです。

『有機 JAS 規格に適合しているため、有機栽培でもお使いいただけます。また、県主導の減農薬栽培などにおいて、農薬の使用成分数にカウントされない点も、現場で重宝されている見逃せないメリットです』

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株式会社麻場が考案した「ムカデ太郎」を改良した散布機

実際の現場におけるダブルシューターSE への信頼は、「薬剤がかかればしっかり効くことは確認しています」という金子さんの言葉に表れています。ダブルシューターSE は浸透移
行性を持たないため、葉が重なって散布ムラができた部分に潜むコナジラミには届きにくいという特性があります。しかし金子さんは、薬液を隅々まで行き渡らせるために噴口の多いオリジナルの散布機を導入するなど、独自の工夫を重ねてこの剤のポテンシャルを最大限に引き出しているのです。
その確かな効力を活かすため、金子さんは最適な使用のタイミングを定めています。受粉のためのマルハナバチへの影響が3日間あることから、ハチを入れる前の定植初期や栽培
終盤のリセットのタイミングで使用します。「最初にちゃんとしておくことが大事なんです」と語る通り、栽培初期のクリーンな環境づくりにおいて、ダブルシューターSE は欠かせない切り札となっています。

金子さん

「昨今、トマトキバガの被害も全国的に広がっています。まだこのエリアにはそれほど影響は見られませんが、今後この害虫が問題になってくれば、ダブルシューターSE にも登録がありますので、本剤の価値はさらに高まってくると思います」。

8年間の確かな実績と、次なる脅威への頼もしい備え。金子さんのダブルシューターSEへの評価は、これからも揺らぐことはありません。

記録帳の数値に基づいた合理的な栽培計画

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毎日欠かさず、あらゆる情報を記帳する金子さんの「羅針盤」

金子さんの栽培ノウハウのすべては、10数年間毎日欠かさず記入してきた記録帳に凝縮されています。天気、1本あたりの給液量と吸収量、排液の割合、肥料濃度、さらに朝6時から18時の最後の一打まで、給液の時間帯を克明に記録しています。「水の管理がとにかく重要」と金子さんは語ります。朝にフレッシュな水を与えることで、根の吸水力と樹勢を回復させ、安定した着果と果実肥大を支えます。その後は日射量や蒸散量に応じて適切な給液を行いながら、午後から夕方にかけて徐々に水分ストレスを与えることで、果実への過剰な水分流入を抑え、高糖度化につなげます。この繊細な調整の積み重ねが、平均糖度8度という甘さを生むのです。

「1日やったから糖度が上がるわけではありません。常にコンスタントに少しずつ積み上げていくイメージです。季節が変われば当然管理方法も変わります。だからこそ、記録は翌年の自分への手紙のようなものなんです」と、穏やかな笑顔を見せる金子さんは続けます。

金子さん

「茎が太くなったから水を控える、細くなったから増やす、という対症療法ではありません。常に一番いい状態を1年間キープする。そのために、今どうするかを考えて手当をするのです。これは毎日観察しなければ見えてきません。同じ豊橋でもハウスの場所が少し違えば風の入り方も変わり、水管理も変わります。その場所で作っている農家本人が日々研究しなければ、いい結果にはたどり着けないのです」。

手をかければその分だけ確実に成果が返ってくる。これが金子さんの喜びであり、整備士仕込みの数字の強さと、PDCA を回す現代的な農業を自ら実践する楽しさが、言葉からも伝わってきます。

金子さん

「友人の子どもが、私が作ったトマトを食べて、びっくりした顔をして喜んでくれたのです。スーパーのトマトじゃなくて、私が作ったトマトじゃないと食べてくれないと言われた時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね。毎日、目をかけ、手をかけて収穫したトマトをトラックに積み、その重みを感じながらハンドルを握る時の達成感は、何年やっても変わらないですね」。
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苦労も多いが、それ以上に喜びや達成感が大きいと語る金子さん

金子さんは、すでに次の一歩を踏み出しています。まずは築47年になる古い2棟のハウスを取り壊し、大きなハウスを建てる計画です。「夢というよりは、すでに動き始めています」。また、猛暑対策として、現在の台木である「カルディア」よりもさらに上位の「マキシフォート」の試験導入も視野に入れています。全体の収量を安定して維持できるよう、植える割合まで緻密に計算した上でのチャレンジです。
「新しいハウスに、自分で好き勝手にできる趣味のスペースのようなものを作って、品種改良にもチャレンジしてみたいと思っています」。
昨今、大きな課題となっている耐暑性を高め、長く収穫でき、何より消費者が幸せを感じるような美味しいトマトを作りたい。金子さんの尽きることのない“トマト愛”が、次のステージへの進化の原動力になっているようです。その理想のトマトづくりを、初期防除の要であるダブルシューターSEがこれからも力強く支えていくことでしょう。

☆ダブルシューターSE(※TM:コルテバ・アグリサイエンスならびにその関連会社商標)

製品HP

サンケイ化学(株)の製品HP
コルテバ・アグリサイエンス日本(株)の製品HP

お問い合わせは

サンケイ化学(株)
コルテバ・アグリサイエンス日本(株)
日本農薬(株)

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