スマート農業のカギは”電気”。農業と電気の密接な関係とは
日々の暮らしに電気は欠かすことができません。明かりをつけたり、ものを冷やしたり、スマートフォンやパソコンを動かすためにも電気が必要です。
そしてもちろん、農業でも電気を使用する場面は多岐にわたります。ほ場、ビニールハウス、作業場、倉庫、販売所、各種のイベントなど、作物の栽培・調製・出荷・販売など幅広い使用シーンがあります。特に昨今は機械化・デジタル化(スマート農業化)が進み、より一層、電気の使用シーンが増えています。
しかし、使いたい場所に電源が設置されているとは限りません。また、設置されていても、コンセントが遠い場合もあり得ます。延長ケーブルをつなぐと作業動線の妨げになり、思わぬリスクもあるでしょう。発電機を置くのも大ごとで、手間もかかります。設置したとしても、騒音や臭いが気になるかもしれません。
このように農業現場には、実は電源による“小さな不便”が潜んでいることがあります。
電源の可能性を広げる“ポータブル電源”という選択肢
では、電源による不便をどのように解消すればよいのでしょうか。
そこで、発電機でも延長コードでもない、“第3の選択肢”がポータブル電源です。ポータブル電源なら、名前のとおり持ち運びができ、騒音や排気への配慮をしやすい点も大きなメリット。大掛かりな設備を増やさずに、電源環境を柔軟に確保できます。更にキャンプや災害時の非常用電源としても活用できます。
今回はポータブル電源世界シェアNo.1のEcoFlow社のフラッグシップモデル「DELTA 3 Max Plus」を、実際の農家に試してもらいました。EcoFlowのポータブル電源は、急速充電への対応や、ソーラーパネルをつなげることで太陽光充電も可能です。ソーラーパネルは折りたためる上に軽量のため、持ち運びや収納も容易です。角度の調整も可能で、表裏2面で太陽光を受けることもできます。「作業機器の電源として利用しながら、スマートフォンを充電する」など、個々の利用シーンに合わせて活用できます。
都内の農家だからこそ見えたポータブル電源と都市農業の相性

仙川駅から徒歩3分程度の農園には様々な品種のトマトが栽培されている
試してもらったのは、東京都調布市にある「伊藤農園asobibatake」です。約1ヘクタールの農地でミニトマトやキュウリ、エダマメなど、年間を通じて約40種の野菜を露地栽培しています。主な販売方法は摘み取りでの直売形式で、取材日も多くのお客さんが来園していました。また、伊藤農園では収穫体験を行っており、トウモロコシ狩りには1シーズンで約2000人が来園します。
「近隣の人だけではありません。この辺りで収穫体験をやっているところが無いのか、わりと遠くから来てくれる人もいますね」こう話すのは株式会社Agrihubの代表取締役であり、伊藤農園asobibatakeを営む伊藤彰一(いとう・しょういち)さんです。

もともとガジェット系にも興味があるという伊藤彰一(いとう・しょういち)さん
伊藤農園では、ビニールハウス内の環境制御機器、販売所のタブレット型レジ端末、園内の整備(木の剪定、園内の高圧洗浄)などで電気を利用しています。農園では、小型のバッテリーを導入しているようですが、出力が足りなかったり、頻繁にバッテリーを交換する必要があったりするなど、煩わしさを感じていたとのこと。


その点、2000Whの大容量を持つEcoFlowの「DELTA 3 Max Plus」はバッテリーが長持ちで、取り換えの手間を削減することができます。

農園の受付・レジスペース。シンプルなデザインで農園のイメージを壊さない
「他にも電気のニーズはあります。例えば直売スペースに、新たに防犯カメラを置きたいといったときに『電源をどうしようか』と考えることはあるんですよ」

それではと、EcoFlowのポータブル電源を使ってもらったところ「まず、持ち手がつかみやすく運びやすいですよね。頑丈そうで不安感も無さそうだし。デザインもシンプルで、前面の吸気口と背面の排気口が塞がれにくいように設計されている点もいいですね。」と伊藤さん。
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DELTA 3 Max Plusは、大容量・高出力・急速充電に対応したポータブル電源で、農作業や防災対策に活用できます。さらに、ソーラーパネルと組み合わせれば、コンセントのない農地でも日中に充電できます。
▼農業での主な活用シーン
電動剪定ばさみ、電動ノコギリ、充電器、散水・灌水用の小型ポンプ、播種機や収穫機の補助機器、温度・湿度センサー、環境モニタリング機器、防犯カメラ、Wi-Fiルーター、小型ファン など
発電機と比べて、排気ガスや大きなエンジン音が出にくいため、ハウス内や住宅に近い場所でも使いやすい点がメリットです。燃料の購入・保管・給油も不要です。さらに、停電時などの以下のリスクに備えた予備電源としても効果を発揮します。
▼停電時のリスク
・ハウス内の環境制御が止まる
・換気や送風ができなくなる
・監視カメラや通信が停止する
・出荷作業用の機器が使えなくなる
「説明書を見ないでも、直感的に使い方は分かりますし。ディスプレイのバッテリー残量も見やすい。また、かなり静かだと思います。動いている感じがしないくらいです(笑)。農園のすぐ横に住宅街が広がっているので、騒音や排気も気にしなくて良いのも嬉しいですね。」
伊藤さんが試した「DELTA 3 Max Plus」は、2048Whのバッテリーと3000Wの出力を備えたモデルです。AC充電やソーラー充電も拡張性のほか、電力消費をリアルタイムでモニタリングできるアプリ機能などもあります。※利用できる機器や充電時間、稼働時間は、接続する機器の消費電力や使用環境によって異なります。

その上で伊藤さんが考える、農家におけるポータブル電源の用途について伺いました。
「特にマルシェとの相性が良いのではないでしょうか。レジ用の電源や、ちょっとスマホを充電したいときにも良いですよね。暑さをしのぐための扇風機用の電源としても便利だと思います。」
イベント会場には、適切な場所に電源が用意されているとも限りません。共用のコンセントから電気を引っ張るにしても、ケーブルが長く、使い勝手が悪いこともあり得ます。そこでポータブル電源を自分用の電源として使えれば、販売方法の多様化やお客さんの呼び水となるかもしれません。マルシェや収穫体験など、農業と人が接する場面では、電源を確保したい場面が少なくありません。ポータブル電源は、そうした場面で電源を柔軟に用意するための選択肢の一つになりそうです。
農業に必要な“多様なシチュエーションに対応できる機材選び”
伊藤さんはいいます。「農業以外でも使えますよね。農家だと地域のお祭りに参加することも多いので、そんなときもいいかもしれません。レジャー、災害時など、用途が広いことが大きなメリットだと思います」
特に都市農業には「新鮮な農産物の供給」「災害時の防災空間」「農業体験・交流活動の場」など多くの機能が期待されています。そのため、多様なシチュエーションに柔軟に対応していくことが求められています。その際には、用途の広いポータブル電源が力を発揮すると考えられます。
ポータブル電源は、出力や容量といった要素で選びがちです。
しかし、伊藤農園asobibatakeのように、住宅地に近く、直売や収穫体験、イベント出店など多様な活動を行う農園では、必要な場所へ電源を移動できることが利便性につながります。
EcoFlowでも様々なケースに応じた企画の商品をラインナップしています。ご自身の農業現場の状況や用途に応じて、ポータブル電源を電源確保の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
【EcoFlow Technology Japan株式会社】
HP:https://jp.ecoflow.com/
商品ページ:https://jp.ecoflow.com/products/delta-3-max-plus-portable-power-station
取材協力
伊藤農園asobibatake
〒182-0002
東京都調布市仙川町1-29
HP:https://itonouen-sengawa.studio.site/















