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いずみ野の野菜を守る!20代農業家【ファーマーズファイル:横山勝太】(3/3)

連載企画:ファーマーズファイル

いずみ野の野菜を守る!20代農業家【ファーマーズファイル:横山勝太】

農業従事者の高齢化が年々加速していますが、一方で未来の農業を担う若い世代も着実に育ってきています。神奈川県横浜市いずみ野で、祖父の代から続く畑を受け継ぎ専業農家を営む横山勝太(よこやましょうた)さんは、27歳。20代ですが、農家としてのキャリアは7年になります。地元にこだわったいずみ野の野菜を守りたいという、若き農業の担い手に話をうかがいました。

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いずみ野の野菜を守り、横浜の食文化を作りたい

20代農業家

「僕は、神奈川県の地産地消を盛り上げるプロジェクト「濱の料理人」に参加しているのですが、このプロジェクトでは、年に1度、地元の小学校の給食を提供する試みを行っています。

前回の給食プロジェクトでは、『学区内で作られる農産物』にこだわってメニューを提供しました。僕もみつばとパセリを提供し、実際に子ども達と一緒に給食を食べたのですが、普段見ている畑で採れた野菜を食べる経験を、本当に喜んでもらえました。これからも、この土地で農業を続けていきたい、と強く思うきっかけになりました」。

20代農業家

「若い世代の農業離れが課題ですが、こうして、自分が作ったものを食べてもらえるやりがいを感じられるのが農業の魅力。もちろん自然相手の仕事なので、楽ではありません。水やりや種まき、草刈りなどの一つ一つの作業が、人の食生活を支えることに繋がっているのです。

大きな手ごたえを感じられる仕事だということに、多くの人が気づいて、仲間になってほしいと思っています。将来は、いずみ野の農業を次世代につなぎ、『農業の町・いずみ野』を広く知ってもらえたら嬉しいです」。
農家の高齢化や後継者不足などは、課題となっている地域が多いですが、横山さんのような若い農業従事者が増えていくことで、今後の農業界も明るくなっていくことでしょう。

 
画像提供:横山農園

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