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生産者の試み

出荷量は5年間で6倍に急成長!秋田県「NAMAHAGEダリア」

出荷量は5年間で6倍に急成長!秋田県「NAMAHAGEダリア」

2018年02月08日

日本有数の米どころ秋田県は、平成18年頃からダリアの栽培を開始し、「NAMAHAGEダリア」という県独自のブランドを立ち上げています。東京都中央卸売市場における出荷量が、わずか5年間で6倍以上に拡大。新品種コンテストでも最優秀賞を受賞するなど、国内の人気を集めております。秋田県の「NAMAHAGEダリア」躍進の背景について、秋田県農林水産部園芸振興課の高橋宏彰(たかはしひろあき)さんに、詳しくお聞きしました。

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秋田県独自の「NAMAHAGEダリア」誕生へ

ポスターのデザインも人気

まず進められたのは、鷲澤さんとの県独自の品種開発です。平成23年には5種類の品種を開発。オリジナル品種のネーミングは、秋田を連想させ、さらにダリアの豪華さに負けない、インパクトのある名前として、秋田県の民族行事「なまはげ」から「NAMAHAGE」と命名しました(※NAMAHAGEは秋田県の登録商標)。

現在、NAMAHAGEシリーズは全部で28品種。平成30年にはさらに2品種が追加されます。

このオリジナル品種の選抜にあたっては、ユニークな取り組みが行われています。平成23年から毎年開発した最新作を、東京大田市場に持参し、実需者で行う人気投票(通称、選抜総選挙)の結果等をもとに品種を選抜し、翌年には市場デビューさせているのです。

実需者が欲しい品種を、すぐに栽培につなげるマーケットインの視点を取り入れました。市場への新品種投入のスピードが早く、高い評価を獲得されています。

2016年に行われた選抜総選挙の様子

花きは、ファッション業界と同じで消費マインドの移り変わりが激しい業界です。そのため、秋田県が行ってきた消費マインドを確実にキャッチする取り組みはとても有効なものでした。

また、栽培農家の技術向上にも県全体で取り組みます。「ダリアが導入された当時は、栽培技術が未熟でした。収益や収量の面でも他の産地よりも劣っていたのです。そこで、栽培技術の高い農家に『秋田ダリア栽培技術アドバイザー』として委嘱し、技術の効率的な普及を推進しました。この他にも、新品種の特性を把握するための試験ほ場の設置や、研修会を開くなど、栽培技術が確立できるようサポートもしています」。

さらに、ダリア栽培の導入や規模拡大については、施設導入費や種苗費等に助成金を出すなど、経済面でも栽培農家のバックアップを行ったそうです。

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