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1粒1,000円のイチゴ生産・岩佐大輝さん、“日本一使える新規就農本”を出版

1粒1,000円のイチゴ生産・岩佐大輝さん、“日本一使える新規就農本”を出版

最終更新日:2018年09月13日

IT技術を駆使し、一粒1,000円のブランドイチゴ「ミガキイチゴ」を生産する農業法人GRAの代表・岩佐大輝(いわさ・ひろき)さん。他業種から参入した農家の代名詞として、農業界や地元・宮城を越え全国から熱い視線を浴びています。生産に留まらず、栽培技術や経営のノウハウ伝授といった新規就農者の包括的な営農支援を行っています。2018年3月20日、“新規就農で成功するためのメソッド”を集約した『絶対にギブアップしたくない人のための 成功する農業』(朝日新聞出版)をリリース。新著に込められた思いを伺いました。

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「どの作物をやるかは、別に大事じゃない」

――出版のきっかけとは?

GRAの新規就農支援事業や講演会を通して、就農希望者や農業関係者から悩みを聞くことがありました。そこで感じたのは、「農業はあまりにも漠然とした捉え方をされている」ということでした。何となくのイメージで捉えられているケースが、他の産業よりも多いんです。

農業に関連する本も、客観的かつ体系的に農業をビジネスとして語っているものはあまり存在していない。自分の成功体験談や「○○法で儲ける」みたいものが多いですが、あまり汎用性がないですよね。そこで、フラットな視点で就農について書いてみようと思ったんです。

新規就農希望の個人や法人の力なくてしては、担い手の高齢化に伴って日本の農業は衰退していくだけです。そこを彼らができるだけラクに…というか、あまり悩まずに参入できるように、という思いを込めてこの本を書きました。

岩佐 大輝(いわさ・ひろき)さんプロフィール

1977年宮城県生まれ。株式会社GRA代表取締役CEO。大学在学中に起業し、現在日本およびインドで6つの法人のトップを務める。2011年の東日本大震災後には、大きな被害を受けた故郷山元町の復興を目的にGRAを設立。先端施設園芸を軸とした「地方の再創造」をライフワークとするようになる。イチゴビジネスに構造変革を起こして、一粒1,000円のブランドイチゴ「ミガキイチゴ」を生み出す。著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)、『甘酸っぱい経営』(ブックウォーカー)。

 


――本の内容を少しだけ教えてください。

まずは第一部で「よくある農業の疑問や不安」と、その答えを具体的に述べています。「農業って儲かるの?」から始まり、「農業って修業に何年もかかるの?」、「天候不良になったらどうするの?」、「農協ってよく批判されているけど、使わない方がいいの?」など。結構ビッグテーマなのは、「都会出身の人は、地方でやっていけるの?」というものです。

「どの作物が儲かるの?」というものには、「実はどの作物をやるかは、別に大事じゃない」というのを結論で書いています。それは自分の生活パターンや、目指したい農業の形によるんですね。

「日本もオランダのような農業大国を目指すべき?」「AIやIoT、ロボットを投入すれば農業も革新できるのでは?」というのもありますが、結局、「どうなったら農家になれるの?」というのが、多くの人々にとっての疑問なんですね。それに対して、自分の経験や調査に基づき、はっきりと「こういうこと」だと示しています。

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