滞在型市民農園とは?
野菜やガーデニングを行うための農地をレンタルする仕組みは、市民農園と呼ばれて近年知名度が高くなっていますが、そこに簡易宿泊施設がついて長期滞在することもできる農園のことを「滞在型市民農園」といいます。
忙しい毎日に、ホッと一息つける広い菜園がついた田舎の別荘をお探しの方にはもちろん、いつか田舎に引っ越して農業をしながらのんびりと過ごしてみたいと考えていて一度農村暮らしを試してみたいという方にもおすすめのシステムです。
滞在型市民農園はヨーロッパで非常に盛んなシステムで、ドイツ語で小さな庭を意味する「クラインガルテン」という名前で知られ、1814年にはドイツでクラインガルテン協会が設立されています。田舎暮らしや農業、家庭菜園をしたい人が個人やグループで農地をレンタルし、「ラウベ」と呼ばれる専用の家屋に短期滞在をしながらプチ田舎暮らしを楽しめるシステムは、日本でも近年注目を集めています。
笠間クラインガルテン(茨城県)
茨城県の県央西部に位置する「笠間クラインガルテン」。周辺を山々に囲まれており、年間を通して穏やかで過ごしやすい気候の中で憧れの田舎暮らしを体験することができる施設です。
笠間市は笠間焼で知られる陶芸のメッカでもあることから、笠間クラインガルテンのテーマは、「農芸と陶芸のハーモニー」。都市に暮らす人の第二の拠点として、地域住民と交流しながら草花や野菜を栽培し、心身共にリフレッシュすることができます。
笠間クラインガルテン
URL:http://www.kasama-kg.jp/index.html
住所:茨城県笠間市本戸4258
TEL:0296-70-3011
利用料金:年間41万1,420円(税込)/1区画
1区画面積:約100平方メートルの菜園と約37平方メートルの簡易宿泊施設