家庭菜園にもおすすめ 農家が教える春夏野菜の栽培方法・食べ方まとめ【キュウリ・ナス・ミニトマト】

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家庭菜園にもおすすめ 農家が教える春夏野菜の栽培方法・食べ方まとめ【キュウリ・ナス・ミニトマト】

連載企画:農家が教える栽培方法

家庭菜園にもおすすめ 農家が教える春夏野菜の栽培方法・食べ方まとめ【キュウリ・ナス・ミニトマト】
最終更新日:2020年05月14日

家庭菜園やスーパーでも人気の春夏野菜(キュウリ、ナス、ミニトマト)の栽培方法を、野菜のプロである農家が図解!育て方に加えて、野菜の栄養素やおいしい食べ方まで解説します。今年はぜひ、人気の作物にチャレンジしよう!

【キュウリ】の栽培方法

キュウリをはじめとするウリ科作物の栽培は、トマトやナスなどのナス科に比べると比較的簡単で、初めて家庭菜園にチャレンジしたいという方にもおすすめです。

キュウリの植え付けは、遅霜のなくなるゴールデンウイーク(GW)の前後が適しています。初めての栽培で難しく感じるのは、キュウリの「仕立て」です。家庭菜園の場合はネットを使った誘引がおすすめです。

防除・追肥がしっかりとできる場合は、更に長く収穫を楽しめる「つるおろし栽培」をやってみましょう。主枝がのびた分だけ、根元のつるを巻き取るようにまとめていき、主枝付近で収穫し続ける方法です。

「つるおろし栽培」をする場合は、「節なり」タイプの品種を選択しましょう。種の袋に書いてあります

特に梅雨によく発生するうどんこ病やべと病、アブラムシやウリハムシによる病害対策に気を配りましょう。

【さらに詳しい「キュウリの育て方」を読む↓】
農家が教えるキュウリ栽培 混乱しがちな「仕立て」のコツ
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ウリ科作物の栽培は、トマトやナスなどのナス科に比べると比較的容易です。最初は本文中でも紹介する、ネット誘引での半放任栽培でチャレンジしてみて、こんなにキュウリがなるのだということを体感してみましょう。もっと長く楽しみた…

【キュウリ】の栄養・おいしい食べ方

キュウリは、余分な塩分や老廃物を体外に排出する役割がある栄養素のカリウムを含んでいます。むくみ対策や、ほてった身体を冷やす効果も期待できます。
収穫を迎えたら、キュウリを主役にした料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
お酒のお供やおもてなしにぴったりな3品のレシピを、野菜ソムリエの資格を持つフードコーディネーターさんに教えてもらいました。

  • 約10分で完成!お酒のお供にもぴったりな「鶏ささみのみどり酢あえ」
  • 切って混ぜるだけ!「レモン香る夏野菜のちらし寿司」
  • キュウリは揚げても美味しい!「アジアン風 揚げ春巻き」
【キュウリのおいしいレシピはこちら↓】
キュウリが主役!かんたん夏野菜おもてなしレシピ3品
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6月~9月に旬を迎えるキュウリ。安くて美味しい今の時期に、たくさん食べたいものです。でも、サラダやお漬物以外のレシピがわからないという人も少なくないのではないでしょうか。そこで、野菜ソムリエの資格を持ち、東京都日本橋茅場…

【ナス】の栽培方法

ナスの栽培で、何より大切なのは水管理です。肥料より水が足りていないことの方が多いです。梅雨明け以降は、水をやればやるだけ綺麗な実がたくさんなります。

また、ナス栽培において最も相談が多いのは一番果だといいます。いろいろと言われていますが、結論は「状況によりけり」です。
葉が大きく、茎も太く、生育順調で樹勢の強い時は、残しておいた方が花が咲き実を結ぶ「なり癖」と言われる成長に傾きやすく、収量が上がります。逆に樹勢が強くもないのに一番果を残していては、小さな体で果実を養わなくてはならず、木自体が完全に弱ってしまい大幅に収量を減らします。場合によっては二番果、三番果まで落とした方が結果増収することもありますので、そのときのナスの木に尋ねながら判断しましょう。

【さらに詳しい「ナスの育て方」を読む↓】
農家が教えるナス(茄子)の栽培方法 名人になればあなたも菜園ヒーロー!?
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【ナス】の栄養・おいしい食べ方

ナスの実のほとんどは水分ですが、カリウム、ビタミンKなどが含まれています。またナスの紫色の色素に、ポリフェノールの一種であるナスニン、クロロゲン酸が含まれていて、コレステロール値を下げる働きが期待できます。

たくさん収穫できて、うれしい悲鳴を上げている人におすすめしたいレシピは、簡単でおいしい「なすの鍋しぎ」。ごまとみその風味が食欲をそそる、ご飯どろぼうです。

【ナスのおいしいレシピはこちら↓】
簡単で美味しい『なすの鍋しぎ』レシピ
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おいしくて値段も安価でうれしい「ナス」を主役にしたおすすめレシピをご紹介します。ごまの風味とみそ味でご飯が進む一皿を、お弁当や夕飯にいかがですか。

【ミニトマト】の栽培方法

小学校の授業で栽培することから、簡単に育てられるイメージがありますが、意外と育て方にコツが必要なのがミニトマトです。

栽培のポイントは、芽かきと誘引です。

主茎を真っすぐ伸ばしていくときに、茎のわきから新しい芽が発生します。この芽をできるだけ早いうちに切除(芽かき)しましょう。

手で折れるほど柔らかいうちに、わき芽かきをしましょう

誘引もとても大切な作業です。目標にしている形(多くの場合直立した状態)を維持するためにも、早め早めに支柱へ誘引してあげましょう。

【さらに詳しい「ミニトマトの育て方」を読む↓】
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ミニトマト栽培は簡単で難しい。 ミニトマト栽培は、小学生に園芸体験でなんとなくできてしまう程度には容易で、ベテラン園芸家が「一番難しい」と言う程度には難度の高い品目です。枯らすことは少ないけれども、たくさん収穫しようと…

【トマト】の栄養・おいしい食べ方

トマト全般の栄養や、品種について解説します。トマトの赤い色素はリコピンと呼ばれるもので、活性酸素を除去する抗酸化物質が含まれています。この物質には老化の進行抑制が期待されます。また、トマトに含まれるビタミンC、Eなど美肌効果が期待できます。リコピンは温めると吸収率が2倍、3倍に増えます。熱に強く、煮たり焼いたりしても抗酸化力が低下しにく、栄養素も過熱により失われることはほとんどありません。

トマトを愛しすぎた男性が教える栄養・品種・保存法
トマトの栄養と品種・保存法~おいしいトマトの見分け方~【野菜ガイド】
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野菜の中でも特に人気が高いのが、トマトです。トマトは世界に約1万種、日本だけでも約300種類(※)あるとされています。生食だけでなく加熱調理にも向いていて、旬の時期以外にも一年中さまざまな品種が温室栽培されています。近年では…

ビタミンEは脂溶性のため、オリーブオイルとの相性が良いです。加熱したトマトとオリーブオイルを同時に摂取すると、生食の場合と比べて約4倍のリコピンを摂取できるといわれています。
トマトとオリーブオイルを使った、作り置きもできる「ミートソース」のレシピをご紹介します。

【トマトのおいしいレシピはこちら↓】
冷凍保存もできる!便利な作り置き『ミートソース』レシピ
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たまに食べたくなるスパゲッティの王道といえば、ミートソーススパゲッティではないでしょうか。お肉の旨味と野菜の旨味が溶け込んだトマト味のソースは大人から子供まで大好きな味ミートソースの作り方です。

人気の春夏野菜を育てて、とれたてを調理すればおいしさもひとしおでしょう。ぜひ野菜のプロである農家のアドバイスを参考に、絶品野菜づくりにチャレンジしてみてくださいね。

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