家庭菜園初心者に最適! 5月に植える野菜5選【畑は小さな大自然vol.77】|マイナビ農業

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家庭菜園初心者に最適! 5月に植える野菜5選【畑は小さな大自然vol.77】

家庭菜園初心者に最適! 5月に植える野菜5選【畑は小さな大自然vol.77】

こんにちは、暮らしの畑屋そーやんです。5月になると気温も十分に上がり、霜の心配もなくなる地域が増えるためたくさんの夏野菜を植えられる時期になります。6月からは梅雨時期に入ってしまいますので、ぜひ5月中に育てたい野菜を計画的に植えていきましょう。今回は5月に植えられる野菜の中でも、特に家庭菜園初心者向けに育てやすく、プランターでも栽培可能なものを選んでみました。ぜひ参考にしてください。

5月に種まきや苗の植え付けが可能で、初心者にも育てやすいものを5つご紹介します。ただし種まき時期と収穫時期は関東以南の温暖地を基準としています。また品種によっても前後しますので、あらかじめご了承ください。

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ミニトマト

トマトはもともとアンデス山脈の高地を原産とし、乾燥したやせ地で生まれた植物です。そのため丈夫で栽培しやすい野菜の一つですが、逆に水分や養分の量が多すぎると、実がつかなかったり、病害虫の被害にあいやすくなるので注意が必要です。

苗の植え付け時期:5〜6月ごろ
収穫時期:7〜10月ごろ

種まき・植え付けのポイント

種まきから行うのは初心者には難しいので、苗から植え付けます。苗は一番花が咲いているものを選び、できるだけ茎や葉が太くて丈夫そうなものを選びます。病気や連作障害が発生しやすい畑の場合には接ぎ木苗の利用もオススメです。ミニトマト同士は50センチほど間隔を空けて植えていきます。苗を植える穴の中にたっぷりと水を入れてから植え付けましょう。苗の選び方、植え付け方の詳細は以下の記事をご覧ください。

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水はけ・風通しを良くしよう

乾燥した地域を原産とするミニトマトは、湿気の多い環境をあまり得意としません。水はけの悪い畑では、畝を高めに立てる、畑の周囲に溝を掘る、もみ殻くん炭などを土に混ぜ込むなどの対策を行いましょう。また風通しをよくするためにミニトマトの脇芽は早めに摘み、枝葉が混み合わないようにします。

混植をすると強くなる

ミニトマトは他の野菜と混植し、適度に競争させることで強く育ちます。他の野菜がミニトマトにとって余計な水分や養分を吸ってくれるのです。特に相性の良い野菜がバジル、エダマメ、パセリなどです。野菜ではありませんが、マリーゴールドなどもセンチュウ対策になるのでオススメです。ミニトマトの株間にこれらの野菜を一緒に植えてみましょう。

窒素過多に注意

ミニトマト栽培の失敗で多い原因の一つは肥料のやりすぎです。特に窒素が多すぎると枝葉の色が濃くなり、大きくなるのも早いですが、花が咲いても実がならなくなったり、病害虫が発生しやすくなったりしますので注意しましょう。

プランター栽培のポイント

ミニトマトはプランターでも栽培は簡単です。ですが最も問題となるのは、アブラムシやコナジラミなどの害虫の発生です。これらの虫は高温で乾燥した環境を好むため、雨の当たらないベランダなどでは特に発生しやすくなります。数が増えた段階では対処が難しくなりますので、発見したら早めに対策を行いましょう。アブラムシとコナジラミの特徴や対策方法に関しては以下の記事をご覧ください。

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ピーマン

夏野菜の中ではピーマンも栽培しやすい野菜の一つです。同じ仲間のシシトウやトウガラシなども栽培しやすいのでオススメです。

苗の植え付け時期:5〜6月ごろ
収穫時期:7〜10月ごろ

種まき・植え付けのポイント

ピーマンも種からでは初心者には難しいので、苗を買ってきて植えましょう。ミニトマトと同じように茎葉が太くて丈夫そうなものを選びます。ピーマン同士の株間は50センチを目安とします。ポットの中で根がグルグルと巻きついて固まっている場合は、ほぐしてから植えましょう。

風で折れやすいので注意

ピーマンは風などで茎が折れやすいので、支柱を立てヒモで固定して倒れないようにします。根付いてから支柱を立てると、根を傷つける可能性があるので、苗を植えるときに一緒に立てておきます。長さは120〜150センチほどの短めの支柱を使い、20〜30センチほどしっかり地面にさしてぐらつかないようにします。特に実がなり出すと重みで倒れやすくなるので、成長に合わせてヒモを結び直しましょう。

夏場の土の乾燥に注意

ピーマンはあまり根を深く張らない植物のため、夏場に土が乾燥しすぎると、成長が止まったり、葉が枯れたりすることがあります。土の保湿のためには資材で土を覆って日光が当たらないようにするマルチングが効果的です。ビニールフィルムでマルチングを行う場合は、黒色のものだと地温が上がりすぎてしまうため、銀色がオススメです。またワラやイネ科雑草の葉を土の上に敷くと同時に土も肥えるため、秋の実りがよくなります。

プランター栽培の時のポイント

ピーマンはプランターでも栽培可能です。まずはとにかく日当たりと風通しが良い場所をしっかりと確保することが大切です。最低でも午前中は日当たりを確保できる場所を選びましょう。またミニトマトと同様にアブラムシが発生しやすい野菜です。特に気温が高く乾燥する時期は発生しやすいので、雨の当たらないベランダなどでは葉水をかけてあげると発生しにくくなります。

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オクラ

オクラは暑さに強く、病害虫の発生もあまりないため、手間のかからない野菜です。五角オクラがメジャーですが、家庭菜園では実が大きくなっても硬くなりにくい丸オクラがオススメです。

種まき・苗の植え付け時期:5月ごろ
収穫時期:7〜9月ごろ

種まき・植え付けのポイント

オクラは4〜5粒ずつ40〜50センチ間隔で種まきしていきます。苗で植えることもできますが、直根性で根が傷つくのを嫌うため、注意して植えましょう。発芽適温は25〜30度とかなり高めです。寒さには弱いので十分に暖かくなる時期を待ってから種まきをします。

間引いて2〜3本立ちに

オクラは1本立ちにすると実が硬くなりやすく、背も高くなるので収穫しづらくなります。本葉が2〜3枚の頃に間引いて2〜3本立ちで育てます。

収穫は早めに

オクラの実はとても成長が早く、1〜2日で倍の大きさになることもあります。大きくしすぎると硬くなって食べられなくなり、収穫が遅れすぎると、その後の株の実なりも悪くなります。実の先端を手で曲げてしなる程度に柔らかければ食べられますので、柔らかいうちに早め早めに収穫しましょう。また、オクラは実一つにつき下葉が一枚付いています。実を収穫したら、その下葉も一緒に切り取って、養分が次の実に回るようにします。

プランター栽培のポイント

オクラはプランターでも栽培可能です。直根性で根を深く張る野菜なので、30センチ以上は高さのあるプランターを選んで植えましょう。

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