小規模だからできるブランド卵 住宅地で都市循環型養鶏
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小規模だからできるブランド卵 住宅地で都市循環型養鶏

テーマ:農業で起業

Profile

髙岡 妙子(たかおか・たえこ)さん

作っているもの
働いている場所


農業女子PJ

農業で起業小規模だからできるブランド卵
住宅地で都市循環型養鶏

髙岡 妙子(たかおか・たえこ)さん

一般企業勤務を経て、大阪府で養鶏を始める。当初から3000~4000羽の小規模で、品質にこだわった都市循環型養鶏を実践。その営業手腕も光り、優れた提案力で、ミシュランの星を獲得するレストランのシェフにも認められるブランド卵を生産しています。

作っているもの
鶏卵
働いている場所
ヨシダファーム
  • Q1就農のきっかけを教えてください。

    2004年に養鶏場のお手伝いをするところから始めて、その後独立しました。当初は八尾市で今と同じくらいの規模の養鶏場をやっていましたが、7年前に堺市に移ってきました。
    ふつうはもっと郊外の広いところで大規模にやるところが多いのですが、大阪府唯一のブランド豚である犬鳴豚(いぬなきぶた)の川上幸男さんのエコフィードの考え方に共感して、その手法を教えていただいて、環境に配慮し鶏たちにも優しい安全な卵を作っています。

  • Q2養鶏の難しいところ、すばらしいところ、こだわっているところなど、ヨシダファームさんならではの取り組みについてお答えください。

    うちは都市近郊循環型養鶏を実践しています。大阪の八尾市や堺市は、実は以前から養鶏が盛んだったんです。でも、宅地化が進んで、どんどん少なくなっていきました。今では大阪のこんな住宅街で養鶏をしているのは珍しいと思います。その分、ご近所に迷惑をかけないように、いろいろな工夫をしています。特ににおいを出さないために、微生物資材(EM菌)を使っています。

    うちの鶏たちが食べているエサのクオリティは人間の食べているものと同じ。輸入飼料用トウモロコシ、大豆は使用しません。有名なうどん屋さんの出しがらや、規格外のお野菜など、本来なら捨てられてしまうものですが、まだ十分に食べられる品質なので、飼料の価格で買い取らせてもらっています。
    エサの配合も鶏の品種や月齢によって変わります。お客様の求める卵を提供するために、配合を工夫します。月齢が上がる方が大きくてコクのある卵を産むんです。そんな鶏ごとの個性を見極めて生産しています。

  • Q3ヨシダファームの卵は著名なシェフなどからも支持がありますが、それはなぜでしょうか。

    うちは決して悪いものは出しません。できないことはできないと伝え、無理な取引はしないと決めて、確実にお約束できる取引をしています。そのうえで、シェフの求めるものをしっかりと聞いて見極めて、卵のご提案をします。味やカロリーなど、品種や月齢、鶏の個体差も考えて、しっかりと期待に応えるようにしています。

  • Q4ヨシダファームさんの最近のトピックや、力を入れていることなどありますでしょうか?

    最近、ベトナムからの技能実習生を1名受け入れました。彼をしっかり教育して、ちゃんと一人前にしてあげたいですね。そして、彼と私と夫のチームワークで、もっと良い卵を生産していきたいです。
    また、うちで出た鶏糞を活用することにも力を入れています。夫に出会えたのも鶏糞が縁でした。あるとき、野菜の生産をしている夫の髙岡政充から「鶏糞がほしい」と連絡を受けて、使ってもらうことに。その後、お世話になっている資材会社の社長さんや高知の観光協会の会長さんにもお世話になりながら、一緒に営業活動をしているうちに、結婚となりました。
    今ではあちこちの野菜を生産している農家さんに使っていただいています。うちの鶏はいいものを食べているせいか、農家の皆さんから「野菜の味が濃厚に、おいしくなった」という声をいただきます。


  • Q5農業を「やっていて良かった」と思う瞬間は?

    うちの卵はこだわって作っているのでわりと高いのですが、遠くからでも買いに来ていただいて、その上家族のように旅行のお土産を持ってきてくださるなど、お客様の温かさに触れたときですね。買っていただくだけでも感謝なのに「うちの母が元気なのはここの卵のおかげ」なんて言っていただいたりして、うちの卵を待っていてくださるのを感じたときは、とても幸せです。

    1日のスケジュール

  • 農業女子あるある

    まわりの方のサポートが必要なところ。農業はいろんな方のサポートがあってこそ。特に近所の方や自治体など、関わって下さるかたのおかげで養鶏ができていると感じています。

  • 特技

    卵を何個か握ったら、その日のウチの鶏全体の調子がわかります。今日は何個ぐらい産むな、と予想できる!

  • 必須アイテム

    営業用の車と、鶏舎内の作業に使うイタリアのメーカー、コルミディ社の農機。狭い鶏舎内でも小回りがきいて、作業効率が上がりました。悩んで悩んで買いましたが、買って大正解でした!

  • 私の癒し

    食べることと寝ること。うちの卵を食べれば元気になれます。

服を年に何回、どこで買っていますか?

力仕事が多いので肩が立派になってしまい、限られたお店でしか服が買えません。よそ行きの服を年に何回、どこで買ってますか?

京都の農家 鎌部さんからのお答え

あるあるですね。二の腕もたくましくなりますね。

大きいサイズを揃えているバナナリパブリックとかPLSTが店舗が多くてコスパも良く、オンラインショップも利用しています。