農機整備もお手のもの 子育てと新規就農を両立させたパワフル農業女子

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農機整備もお手のもの 子育てと新規就農を両立させたパワフル農業女子

テーマ:移住&就農

Profile

篠崎 祭(しのざき・まつる)さん

作っているもの
働いている場所
農業女子PJ

移住&就農農機整備もお手のもの
子育てと新規就農を両立させたパワフル農業女子

篠崎 祭(しのざき・まつる)さん

ガラス職人を経て、父の実家のあった深谷市で2006年に就農。計2ヘクタールの畑で、ブロッコリーとトウモロコシ、ネギを中心に栽培しています。いつも温かい笑顔を絶やさず、子どもを一人で育てながら移住・新規就農したパワフルな農業女子!

作っているもの
ブロッコリー、トウモロコシ(味来)、ネギ、米(特別栽培米)
働いている場所
カントリーファーム
  • Q1就農と移住のきっかけを教えてください。

    美大を卒業後、埼玉県入間市でクリスタルガラスの職人として働いていました。しかし勤務していた工場が閉鎖になってしまい、それを機に30年間放置されていた父の実家にある畑で就農しようと移住しました。39才の時でした。父は18歳で東京に出て私自身も東京生まれですが、祖父母の家は幼いころに遊んだ記憶がある「故郷」のような場所。4人兄弟の長女なので、「いつかは私が祖父母の土地の面倒をみないと」という気持ちもありました。

  • Q2全く野菜の栽培の経験がない状態から就農。一番ご苦労されたのはどんなことですか?

    団地育ちで家庭菜園さえしたことがなく、「農業をやろう」と決めたときは農業のいいところしか見えていなかったとつくづく思います。埼玉県農業大学校で一年間、農業のいろはを学び、2006年に60アールでトウモロコシの栽培を始めました。この辺りはブロッコリーとトウモロコシの一大産地と聞き、この二つを主に栽培することに決めましたが、収穫の時期になると息をつく暇もないほど忙しい!鮮度を保つために気温が上がる前に作業をする必要があり、夜から収穫を始めて箱詰め、出荷まで一人でこなし、帰ってきてからも翌日の収穫の準備と、ほとんど寝られない日が続きました。収穫が集中しないように種を1週間間隔で植えたはずなのに、成長が追い付いてしまっていつもてんてこ舞いに(笑)農業大学校で学んだとはいえ知らないことばかりで、地域に合った栽培方法を教えてもらうなど周りの人にも助けられました。

  • Q3一人で農業をされているとのこと、子育てとの両立は大変ですか?

    就農時はシングルマザーで、当時小学校5年生だった上の子がトウモロコシの収穫を手伝ってくれることもありました。子どもの身体にちょうど良い位置に実がなるので、両手で2本ずつものすごいスピートで収穫していくんです!おかげで、「朝までにとり切れない」と思われたトウモロコシも、子供の協力を得て順調に収穫する事が出来ました。また、6年前に再婚して2人目の子どもができた時にはちょうどネギの収穫時期。産まれる前日まで出荷作業をして、出産の2週間後には出荷作業を再開しました。
    子どもを育てながら一人で農業をすることは大変なこともありますが、「これお母さんが育てたのだよねー」と子供たちが嬉しそうに野菜を食べてくれることは大きな喜びです。また、会社務めに比べ、自分で時間をやりくりできるとも思います。子どもが熱を出した時にも、作業を調整すればそばにいられるので。

  • Q4 農業をする上で、前職での経験が生かされていることがあれば教えてください。

    前職は工場勤務だったので、機械や工具の扱いには慣れています。就農時は全く何もない状況だったので、自分で単管パイプを組んで農機を入れる倉庫を作ったり作業場に屋根を掛けたりしたことも。農機のツメを交換したり、油をさしたりオイル交換をするといった作業も抵抗感なくできています。さらに、ガラス職人の仕事は高温での作業が必要な肉体労働だったので、真夏や冬場の農作業や重いものを持つといった体力も培われたのかもしれません。


  • Q5農業を「やっていて良かった」と思う瞬間は? 今後の夢も教えてください。

    仕事が生活の一部になることを実感できるというか、自分が作ったものが自分や家族の食に結びついていくのは、とてもやりがいがあり楽しいです。
    今後は、自分の野菜を使った加工品づくりにチャレンジしてみたいと思っています。例えばトウモロコシの時期は1か月ほどで、形が悪かったり虫食いだったりで出荷できないB級品を自宅で消費するのですが毎年食べきれない。せっかくなら美味しい時期に加工して一年中食べたいのに!と思っています。美大出身でものづくりが大好きなので、農作物を使って自分のオリジナルを作ってみたいという気持ちもありますね。

    1日のスケジュール

  • 農業女子あるある

    スーパーやレストランにあるブロッコリーの産地が気になる。売り場に箱が積んであれば、買わないのに産地をチェックしてしまいます。

  • 特技

    大型バイクの運転です。ハーレーダビッドソンであちこちにツーリングに出かけるのが楽しい!

  • 必須アイテム

    ハンドクリームなど保湿用化粧品です。農作業で手荒れが気になるのと周りの農業女子はきれいな人が多く刺激を受けて保湿に気を遣うように。

  • 私の癒し

    温泉旅行で日ごろの疲れを癒します。

単調で地味な仕事が楽しくなる方法を教えて下さい!

草取りや植え付けなど、単調で地味な仕事は、どのようにして飽きずに作業していますか?

大阪の農家 中井さんからのお答え

今後の事業やイベントなど楽しいことを考えます。

今後の事業展開や、イベントの企画など楽しいことを考えて、休憩時間に一緒に作業する人とアイディアを交換するのが、楽しみです。