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1.岡山県ってどんなところ?

岡山県は西日本のほぼ真ん中に位置します。県は地形から大きく3つに分けられます。北部は中国山地、中部は吉備高原などの丘陵地と津山盆地、そして南部は瀬戸内海に面した岡山平野になっています。気候はそれぞれ異なり、北部は夏は涼しく冬には降雪もありますが、南部は逆に温暖で降雪がほぼありません。
旭川、吉井川、高梁(たかはし)川の3大河川によって豊富な水に恵まれ、さらに「晴れの国」と呼ばれるように晴れが多く、農業は米、野菜、果物、花き、畜産など多種多様です。
また、県内各所に桃太郎伝説が残っていて、きびだんごが名物であったり、日本三名園の一つである岡山後楽園があるなど、名所も数多くあります。

岡山県基本データ
総面積 7,114.33km2 全国17位
総人口(※) 1,893,874人 全国20位

※ 2021年1月1日時点(住民基本台帳より)

岡山イメージ
吉備高原に立つ鬼ノ城

2.岡山県の農業の現状は?

岡山県の2020年の農業産出額は約1414億円で、都道府県別では全国23位です。温暖な気候から、ブドウやモモなどの果実の栽培も盛んで、産出額は約264億円で全国9位。アクセスの良い大阪など関西圏はもちろんのこと、東京への販売金額も増えており、東京都中央卸売市場資料によると、2020年のブドウ・モモの販売金額は約18.3億円です。これは2016年から比べると約26%も伸びた計算になり、ブランド力が着実に上がっていると言えるでしょう。
一方、米や野菜の生産、畜産も盛んです。特に、鶏卵の産出額は約228億円で、全国5位と目立っています。


岡山県農産物分布図
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岡山県農産物分布図

3.岡山県の代表的な農産物は?

岡山県は、マッシュルームの収穫量が全国2位、パクチーは5位(いずれも2019年)と、生産量の多い作物が多々あります。
そして、何と言っても、モモ・ブドウはそれぞれ全国トップレベルの収穫量とブランド力を誇ります。モモは「白桃」、ブドウでは「マスカット・オブ・アレキサンドリア」、種が無く皮ごと食べられる「シャインマスカット」、県の育成品種である「オーロラブラック」など多種多様な品種が栽培されています。
また、原生品種の酒米である「雄町」は岡山県が全国生産量の90%以上を生産し、県内には蔵元も多く、酒造りも盛んです。


岡山県農産物グラフ
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岡山県農産物グラフ

4.岡山県の就農状況は?

岡山県でも農家は減少傾向にありますが、近年は毎年150人以上が就農しており、2020年度の新規就農者数は162人でした。品目や地域に多少の偏りはあるものの、一定数の参入が続いていると言えるでしょう。

特に果樹の新規就農も多く、県でもブランド化を強く推進しています。岡山県農林水産総合センター農業大学校では果樹コースで16品種のモモ、13品種のブドウが栽培されており、栽培技術を学ぶこともできます。モモやブドウは出荷期間が短いことが課題であるため、冬から春にかけての品目として、県はイチゴのブランド化にも取り組んでいます。2019年からは県産イチゴの統一ブランド名として「晴苺(はれいちご)」をPRしています。
一方で、果樹のほかにも地域によりいろいろな農産物を生産できることも岡山県の魅力であり、多様な品目での就農が可能です。


岡山県農業就業者数
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岡山県農業就業者数